楽天トラベル、新たな需要に対応 「安心な旅」サイト新設
2020年6月9日(火)配信
楽天トラベルはこのほど、旅行者の需要変化を示すデータを基に、安心な旅の楽しみ方を提案するウェブサイトを新設した。新型コロナウイルス感染症により旅行市場に従来と異なる需要が生まれていることを受け、旅行予約機能の強化や宿泊プランの拡充を通じて新たな需要に対応する。
楽天トラベルは5月、メールマガジン購読者2783人に、消費者の旅行に対する意識や検索トレンドを独自に調査。結果、コロナの拡大後も食べ歩きや絶景を楽しみたいという旅行体験の需要は大きく変わらないと判明した。一方で、旅行先までの距離、ホテルや旅館に求める条件、注目される宿泊プランなどに変化がみられたと伝えた。
新設されたウェブサイト上で、調査結果の一部が掲載されている。居住地の近場を旅行するマイクロツーリズムが注目される傾向のほか、ホテルや旅館を選ぶ条件の上位に、感染症対策やソーシャルディスタンスに関する回答が多く上がった。
今後はこれら調査結果を基に、旅行者がこれまで以上に安心して旅を楽しめるサービスへの進化をはかるという。具体的には、コロナウイルスの感染対策を行っている宿泊施設を容易に検索できる機能や、対策内容をわかりやすく表示できる機能を追加する。