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外国人向け「旅館ホテル・観光の教科書」作成 旅館・ホテルの基本をルビで分かりやすく

2020年4月16日
編集部:馬場遥

2020年4月16日(木) 配信 

「旅館ホテル・観光の教科書」

 星雲社はこのほど、外国人留学生や就職希望の学生、現場で働いている外国人をターゲットにした「旅館ホテル・観光の教科書」を作成した。4月20日(月)から全国の書店で発売する。

 本書は日本の旅館・ホテルの代表的な特徴を学び、「日本の観光ビジネス、日本のおもてなし」を理解していくことを目的に、日本ホテルレストラン経営研究所理事長の大谷晃氏と、上席研究員の鈴木はるみ氏が手掛けた。日本特有の文化を理解し、シーンに合わせた心づかいの大切さや、文化・風習の違う宿泊客をもてなす知識を得ることができる。

 

掲載内容

 年々増加する外国人旅行者に対応するために、個人の信仰、食生活への配慮を踏まえた、細やかなサービスと心構えを詳しく解説。旅行者の食習慣を把握し、食べるもの、食べられないものをよく理解して、スタッフ全員で共有していく大切さを説く。漢字に慣れていない読者にも分かるよう、本文すべてにルビが振られているのが特徴だ。

 接客、客室清掃、食事の提供など、ホテルの部門ごとに分けられた自己採点チェックリストがあり、それぞれの業務の基本的な仕事内容を理解できる。上司のチェック欄も設けられているため、新人従業員には心強い章となっている。

 着物を着て接客をする想定で、和室での立ち振る舞いを図解。座る、立つ、歩く、お辞儀などの美しく見える所作をイラストで描いている。

 「ハレの日」とされる年中行事、節句の際の食事を含めた日本特有の文化や作法を、由来を交えて分かりやすく説明する。

 そのほか、日本の観光ビジネスの概要、日本の宿泊施設の分類、専門職に求められるスキル――などを6章立てで紹介している。

 A4判、184㌻。本体2800円(税別)。

 問い合わせ=星雲社 tel  03(3868)3275。

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