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沖縄県石垣市が来島自粛要請 4月9日から離島航路も最大7割減便 終息後は「また石垣島に」

2020年4月9日
編集部:入江千恵子

2020年4月9日(木) 配信

石垣市の中山義隆市長(中央)が会見を行った(石垣市提供)

 沖縄県石垣市の中山義隆市長は4月6日(月)、市役所で会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大による政府の「緊急事態宣言」発令を前に、観光客などに対し来島自粛を要請した。

 中山市長は、同市への航空路線が東京や関西、福岡など大都市圏と結ばれていること、同市の感染病床が3床に限られることなどを理由に、旅行を控えるよう強く求めている。

 今回の決定を受け、石垣島と周辺の離島を結ぶ定期航路も9日(木)から大幅な減便を始めた。竹富島や西表島などが属する竹富町からの強い減便要請もあり、定期船を運航する安栄観光と八重山観光フェリーは最大約7割の減便を行っている。

 これに伴い、石垣島発着の観光コースもすべて中止している。なお、生活物資などを運搬する貨物船はこれまで通り運航している。

 同市内で工芸品を扱う土産物店の女性は「島外からの移動自粛を呼び掛けてくれたのはありがたいが、もう少し早く対応してほしかった」と話した。

 4月8日(水)現在、石垣市に加え、竹富町、与那国町を含む八重山諸島での新型コロナウイルス感染者は確認されていない。中山市長は、本土から新型コロナウイルスが持ち込まれることを懸念し、現状を旅行者に理解してもらうよう呼び掛けている。

 新型コロナウイルス感染症終息後は「どうかまた石垣島と八重山の島々にお越しください。島を挙げて大歓迎と大サービスで皆様をお迎えいたします」とコメントしている。

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「沖縄県石垣市が来島自粛要請 4月9日から離島航路も最大7割減便 終息後は「また石垣島に」」への1件のフィードバック

  1. 3月中旬に石垣島に行って、バブルの様に盛り上がっていましたが、ここにコロナが発生したら島民並びに、観光で成り立っている市だから、大変だなと感じて来ました。特に、若い人達が、ばら蒔いているので、若い人には自粛して欲しいなと思って観光して来ました。

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