エアトリの子会社、グローバルモバイルを子会社化に
2020年4月2日(木)配信
エアトリ子会社のインバウンドプラットフォーム(王伸社長、東京都港区)は4月1日(水)、グローバルモバイル(GM社)を子会社化することを臨時取締役会で決議した。GM社は株式の譲渡によって、エアトリの連結子会社となる予定。
インバウンドプラットフォームは、訪日外国人向けWi-Fi端末のレンタル事業を手掛けている。海外旅行と国内利用向けWi-Fi端末のレンタル事業を手掛けるGM社をグループ化することで、さらなる収益基盤の強化に期待している。
一方のGM社は、官庁や企業、個人など多数の顧客基盤を有している。インバウンドプラットフォーム社と商圏の重複はないため、ノウハウの共有化や仕入コストの削減などができ、高いシナジーを見込んでいる。
今回の株式取得でインバウンドプラットフォーム社は、主要事業の1つである海外でのキャンピングカーレンタル事業でWi-Fi端末のレンタル事業も可能となる。同社の両替サービスも提供可能となり、クロスセルによる売上の増加も狙う。