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電脳交通、自家用有償旅客運送「はすみデマンド」に配車システム導入 運航事業者の業務負荷軽減はかる

2020年4月2日
編集部:木下 裕斗

2020年4月2日(木) 配信

「はすみデマンド」で導入したシステムのイメージ

 タクシー配車システムを開発する電脳交通(近藤洋祐社長、徳島県徳島市)は4月1日、島根県・邑南町で運行している自家用有償旅客運送「はすみデマンド」に、タクシー事業者向けに提供する「クラウド型配車システム」を導入し、予約・運行管理を行う実証実験をスタートした。乗務日報作成における業務負荷の軽減をはかる。

 同社は19年秋、西日本旅客鉄道(JR西日本)と邑南町(島根県)で地方版MaaSの検討開始をきっかけに、電脳交通とJR西日本、邑南町、はすみ振興会で地域公共交通の利便性向上に向けた議論を実施。課題として、「受付・管理などの運用拠点の統合」や「乗務日報作成の業務負荷軽減」などが挙がった。

 同システムでは、配車担当者がパソコンでリアルタイムに運行状況を把握が可能。さらに、はすみデマンド向けに、運行実績と移動記録のデータをエクセルで管理できるようし、乗務日報作成に必要な機能を備えた。

 今後は帳票に近い形で表示・印刷できるようにする。このほか、配車システムの有用性の評価・検証をはじめ、JR西日本グループと邑南町、はすみ振興会と昨年の議論で明確になった課題と期待に対する検討を進め、課題解決に貢献する。

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