test

京都市、プラゴミ削減へ 市内1千カ所に給水機設置 WS社と協定

2020年2月3日
関西支社:塩野 俊誉

2020年2月3日(月) 配信

門川市長(右)と本多社長

 京都市(門川大作市長)は1月16日、水道直結式ウォーターサーバーのレンタル事業を行う「ウォータースタンド」(本多均社長、埼玉県さいたま市)と「マイボトル等で利用できる給水スポットの拡大に関する連携協定」を締結した。今後3年間で、京都市内の市営・民間施設や神社仏閣など約1千カ所に同社の水道直結式ウォーターサーバーを設置。マイボトルなどで給水できる環境を整備し、ペットボトルなどのプラスチックごみ削減を推進していく。

 同社は、これまでに、さいたま市(埼玉県)、葉山町(神奈川県)、所沢市(埼玉県)の3市町と同様の協定を締結しているが、関西圏の自治体では京都市が初となる。

 京都市に設置する給水機は、水の入ったボトルをサーバーにセットして使う従来型の水を“買う”方式のものではなく、サーバー内に水道水を引き込み、内蔵する高機能な浄水フィルターで高品質な水を“つくる”「サーバー型浄水器」と呼ばれるもの。環境負荷が低く、水道料金だけで使用できるのが特徴。

 同日に京都市役所で行われた締結式で、門川市長は「ペットボトルの水を飲むということが時代に合わないというライフスタイルを京都市から発信していく。環境と家計にやさしい京都市の水道水を飲んでいただくことで、ペットボトルの消費量を減らしていきたい」とコメントした。

 本多社長は「給水スポットの整備は、世界的に広がりを見せている。世界中から大勢の観光客が訪れる京都市に設置することで、グリーントラベルを推進していきたい」と意気込みを述べた。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。