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稚内-利尻島・礼文島航路に新造船「アマポーラ宗谷」就航 ハートランドフェリー、20年2月4日から

2019年12月11日
営業部:鈴木 克範

2019年12月11日(水)配信

アマポーラ宗谷(進水式のようす)

 ハートランドフェリー(札幌市)は、2020年2月4日(火)から稚内-利尻島・礼文島航路に、新造船「アマポーラ宗谷」を就航させる。

 旅行スタイルが多様化するなか、1等アイランドビューシートやキッズルーム、ベビールーム、ペットルームを同航路で初めて導入した。新しい船の就航で、稚内-利尻・礼文を結ぶ全船のバリアフリー化も完了した。

新しい船の特色

 フェリー業界初!ポケモンのアローラロコンとロコンがキッズルーム、ベビールームに

 全国のフェリー会社として初めて、ポケモンのアローラロコンとロコンをデザインしたキッズルームとベビールームを設置する。2018年10月の北海道と株式会社ポケモンの包括連携協定に基づき、道の魅力を広く発信するため、「北海道だいすき発見隊」を結成。アローラロコンが隊長、ロコンが副隊長に任命されている。今回の取り組みは、北海道、株式会社ポケモン、ハートランドフェリー3者の連携により、離島航路活性化の一環として実現した。

 1等アイランドビューシートを新設

 全面が窓になっている1等アイランドビューシートを新設した。目の前に広がるオーシャンビューと日本百名山の利尻山や礼文島を眺める船旅が楽しめる。リクライニングシートには、船名と船体 カラーになった利尻島固有種の「リシリヒナゲシ」の柄をあしらった。 

 稚内-利尻・礼文航路初! ペット―ルームを新設
 わずかな時間もペットと一緒にいたい人におすすめのペットルームを新設した。6つのペットケージを用意している。

アマポーラ宗谷

おもな船室:
 特別室           定員8人(4人×2部屋)
 1等アイランドビューシート 定員70人
 1等和室          定員14人
 2等指定          定員148人
 2等            定員255人(夏季は310人)
総トン数:4,250トン
全長  :96・5メートル
幅   :15メートル
速力  :19・1ノット
旅客定員:495人(夏季550人)
車両積載:8トントラック21台(乗用車のみ53台)

 船名「アマポーラ宗谷」のアマポーラは、スペイン語で「ひなげし」を指す。利尻島固有の「リシリヒナゲシ」にちなみ命名した。

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