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シートリップ、Trip.comに社名変更 世界進出加速へ

2019年11月7日
編集部:木下 裕斗

2019年11月7日(木) 配信

発表会のようす

 中国のOTA(オンライン旅行会社)シートリップはこのほど、設立20周年記念イベントで、Trip.com Group(トリップドットコムグループ)への社名変更と新しいロゴを発表した。利用者が増加傾向の国外向けサービス「Trip.com」を社名にすることで、認知度を上げて世界進出を加速する。孫潔(ジェーン・スン)CEOは同イベントで「社名の変更は会社が新しい段階に入ったことを象徴する」と意気込んだ。

 同グループはCtripとして1999年、中国でのコールセンターに端を発してスタートした。ブランドは現在、Trip.comとCtrip、Skyscanner、Qunarを有し、世界で4億人の登録会員を抱えている。このうち、中国本土以外のユーザーが1億人。総収入では35%以上を占める。

 なお、同グループではインドのオンライン旅行会社「メイクマイトリップ」などへの戦略投資も行っている。

新しいロゴ

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