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気軽にショッピングを 小売業向けピクトグラムなど無料公開

2019年10月4日
編集部:平綿 裕一

2019年10月4日(水) 配信 

店舗表示のイメージ

 2020年の東京五輪に向けた多言語対応協議会小売プロジェクトチーム(小売PT)はこのほど、インバウンドを含む買物客に免税販売などの必要な情報を伝える「表示・POP・ピクトグラム(絵文字)」を公式 WEB サイトで無料公開した。店舗入り口に貼るなどし、買物時の疑問点などをあらかじめ理解してもらうことで、気軽にショッピングを楽しんでもらえるようにする。

ピクトグラムなどの例 (※)は小売PTオリジナル

 今回の店頭表示できるようなピクトグラムなどについて、「現場から問い合わせが多く、インバウンドからも改善の声があった」(小売PT)という。小売PTは、小売業独自のサービスである免税販売や、酒・年齢制限などの注意表示といったピクトグラムなどを新たに作成。店舗入口と店内、レジ周辺の 3 箇所で掲示できるものを用意した。

 広く使用してもらえるよう、PDF とパワーポイントで無料ダウンロードできるようにしている。ダウンロードは小売PT公式サイトから。

公式ウェブサイト

新たに作成したピクトグラムなどの例

  • 年齢制限
  • 宅配サービス(国外)
  • 輸出規制がある場合の表記
  • 返品不可
  • 免税店であること、免税下限額の表示
  • 免税手続き手順説明
  • 消費税の取り扱い

 小売PTは小売業関連 17 団体のメンバー、小売業関連行政9機関のオブザーバーで構成され、17年6月に発足した(議長:ジャパンショッピングツーリズム協会)。小売店に必要な①接客・コミュニケーション②店頭表示③商品情報――の3つの領域で、多言語対応のガイドライン作成、周知・啓発を進めてきた。

 東京五輪に向けては、セミナーなどを通じ、ガイドラインの周知や更新、ツール類の充実をはかり、インバウンドの不便解消、満足度向上と消費拡大に取り組んでいく考え。

「参考(消費増税、キャッシュレスポイント還元について)」

 なお、小売業が対応を迫られている消費税増税や、キャッシュレスポイント還元に関するインバウンドからの問い合わせも増加が予想されることから、標準多言語文例を作成し、同公式サイト内で公開している。

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