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ロケとグルメで地域を応援する「全国ふるさと甲子園」 「行きたいまちナンバーワン」に佐賀県唐津市が輝く

2019年8月28日
営業部:後藤 文昭

2019年8月28日(水) 配信

関係者、受賞者によるフォトセッション

 「第5回全国ふるさと甲子園」が8月24日(土)開かれ、佐賀県唐津市が「行きたいまちナンバーワン」に選ばれた。唐津市は佐賀県が舞台のアニメ「ゾンビランドサガ」をテーマに、佐賀県や嬉野市と連携してブースを出展。ご当地グルメに佐賀牛のカレーを提供したほか、アニメとのコラボレーション商品の販売や、聖地巡礼ガイドの配布などを行い、来県を呼び掛けた。また、嬉野市もブース内で、嬉野茶などをPRした。

 唐津市経済観光部観光課職員は、「佐賀県全体で協力して盛り上げたことが、今回の受賞につながったと思う」と喜びを語った。

 全国ふるさと甲子園は、ロケ地をきっかけに旅行を楽しみ、その地域のファンになる“ロケツーリズム”の祭典。今年は北海道帯広市など55の地域が東京・秋葉原のアキバ・スクエア(秋葉原UDX 2F)に集結し、食との魅力とロケ地情報を3062人の来場者に発信した。「行きたいまちナンバーワン」は、来場者の投票などによって決定する。

首長もブースでまちの魅力を来場者に発信(写真=村上大祐嬉野市長)

 運営事務局のロケーションジャパン編集部、山田実希編集長は、「唐津市は、2017年に行われた『第8回ロケーションジャパン大賞』で、アニメ『ユーリ!!! on ICE』×唐津市として特別賞を受賞されました。その後も継続的にロケツーリズムの取り組みを続けてきたことが、高評価に結びついたのだと思います」とコメントした。

 実行委員長の藤崎慎一(地域活性プランニング代表)は、「(ロケ誘致に対して)受け身ではなく、自分から動いてほしいということを皆さんに改めて伝えたい」と語り、「来年は、東京オリンピック・パラリンピック開催期間中の8月22日に開催する予定です。引き続き、皆さんで地域を応援していきましょう」と55地域の関係者らに呼び掛けた。

会場のようす

ロケしたいまち1位は上富良野町

 「第5回全国ふるさと甲子園」には、ドラマや映画、情報番組に携わる映像制作者も100人以上来場し、地域との情報交換を行った。今年は初めて、ロケ受入協力を実施している市町村の首長や地域ロケ窓口担当者との『マッチング大会』も開催。ロケ実績や支援体などを、首長らが55人の製作者に説明。製作者がロケを行いた場所を決めるロケツーリズム賞の1位には、北海道・上富良野町が選出された。

「行きたいまちナンバーワン」

グランプリ:佐賀県唐津市
準グランプリ:静岡県・河津町
3位:長野県千曲市
4位:千葉県茂原市
5位:愛知県岡崎市
6位:岐阜県飛騨市
7位:千葉県いすみ市
8位:福島県会津若松市
9位:千葉県柏市
10位:千葉県勝浦市

世界に誇る逸品大賞

ごはん・パン・麺類部門

1位:愛知県岡崎市「おかざきカレーパン」
2位:佐賀県唐津市「佐賀牛カレー&佐賀県産和牛カレー」
3位:岐阜県飛騨市「飛騨牛コンビーフ丼」

惣菜・おつまみ・その他部門

1位:千葉県茂原市「葱ッペ餃子」
2位:北海道小樽市「小樽産焼ほたて串」
3位:新潟県十日町市「妻有ポークのしゃぶしゃぶ」

デザート・ドリンク部門

1位:岡山県赤磐市「赤磐の宝石(シャインマスカット)」
2位:長野県千曲市「あんずヨーグルトスムージー」
3位:岡山県玉野市「紫いもアイス」

お土産部門

1位:宮崎県・椎葉村「椎葉の秘蜜(はちみつ)」

エンタメ・おもてなし賞

1位:愛知県岡崎市
2位:佐賀県唐津市
3位:岐阜県飛騨市

ふるさとPR賞

1位:徳島県鳴門市
2位:千葉県柏市
3位:福島県会津若松市

ロケツーリズム賞

1位:北海道・上富良野町
2位:長野県千曲市
2位:岐阜県飛騨市

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