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ウィラー、「WILLER THEATER」を正式導入 車内で映画やバラエティが無料で見放題に

2019年5月15日
編集部:平綿 裕一

2019年5月15日(水) 配信

WILLER THEATER TOPイメージ

 WILLER EXPRESSは2019年5月15日(水)から、「WILLER EXPRESS」の一部を除く昼行便車内で、車内VODサービス「WILLER THEATER(ウィラーシアター)」と「WILLER_Free_Wi-Fi」を正式導入すると発表した。車内で映画やバラエティを無料で提供し、移動中のスキマ時間も楽しんでもらう狙いだ。

 これまではシートに備え付けたモニターで動画視聴サービスを提供していたが、スマートフォンの普及といった背景もあり、2018年末に終了していた。一方で、同年11月からウィラーシアターの導入を試験的に開始。半年間ほど試した結果、「一定の効果が認められた」(同社)と、今回正式サービス導入することとした。正式サービスに伴い、ウィラーシアターの対象路線も拡げたカタチだ。

 専用アプリをダウンロードし、車内のFree Wi-Fiに接続するだけで、スマホやタブレットで通信費がかからずに無料で楽しめる。対象路線は東京~福島・仙台線 / 東京~山形線 / 東京~新潟線 / 東京~長野線 /東京・横浜~名古屋線 / 大阪~名古屋線となる。いずれもWILLER EXPRESS昼行便となる。

 海外のコンテンツ配給元にも承認を得ており「映画」や「お笑い」、「オーディオブック」などを含め新作コンテンツの視聴も可能。高速バスでは最多となる27作品(5月15日現在)が視聴できるという。コンテンツは3カ月ごとに更新する。

 なお、Free Wi-Fiサービスの「WILLER_Free_Wi-Fi」は、ウィラーシアター対象路線であればすべて整備済みで、気軽に利用することができる。外国人旅行者にも対応し、日本語を含めた計6言語(英・繁・簡・韓・タイ)を用意している。

 今後は2020年中を目標に、全路線の昼行便と一部の夜行便にもサービスを拡充し、アプリの新規機能追加などを予定している。

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