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【特集No.516】第1回オンリーワンサミット 「地域の宝物を見つけていきたい」

2019年3月1日
編集部:増田 剛

2019年3月1日(金) 配信

1746号1面イメージ

 NPO法人ふるさとオンリーワンのまち(津田令子理事長)は2月15日、東京都内で第1回「オンリーワンサミット」を開催した。地域に埋もれた独特の風土や伝統文化、食、無形のおもてなしなどを発掘し、「オンリーワンのまち」として認定する事業は10件を達成。認定先の地域が相互に観光PRをしたり、商品を販売する動きも活発化している。津田理事長は「今回のサミットを機に、認定地域との交流を深めながら、新たな地域の宝物を見つけていきたい」と話す。

 【増田 剛】

“地方力”もっと発揮へ

 津田理事長は冒頭、「当NPO法人は8年目を迎えた。事業の柱である『ふるさとオンリーワンのまち』認定事業は、2017年10月に10件を達成。この節目に、認定先の皆様が一堂に集い、交流できる場をつくろうと準備を進めてきた」とサミット参加者にあいさつした。

 さらに、「都市力の強化を目指す」と小池百合子東京都知事の言葉を引用しながら、「同時に『地方力』をもっと発揮していかなければならないと信じている」と強調。「見つけ出そう、紡ぎ合おう、分かち合おう――の3つの精神で、素敵なオンリーワンのまちを発掘・発見していきたい。ともに発展していきましょう」と呼び掛けた。

 同サミット実行委員長で、専務理事の石井貞德・旅行新聞新社社長は「地域には、まだまだ埋もれている魅力がある。これからはナンバーワンより、オンリーワンの時代。あまり知られていない観光資源にスポットを当て、日本中、世界中に発信していきたい」と述べた。

 ふるさとオンリーワンのまちの認定先・件名は、
【第1号】千葉県鎌ケ谷市(分水嶺モニュメント「雨の三叉路」)
【第2号】静岡県御前崎市観光協会(地形を生かしたまちづくり~海と風と波と~)
【第3号】「堂舎引き」日光殿堂案内協同組合(「堂舎引き」世界遺産〝日光の社寺”文化的景観の構成要素としての観光ガイド)
【第4号】「界隈を勝手に応援する協議会」連合会(料亭・芸妓・日本食類」総合文化保護・育成
【第5号】長野県飯島町観光協会(「ふたつのアルプスが見えるまち」南信州・飯島町がもたらす自然の恵みを活かしたまちづくり)
【第6号】NPO法人かやぶき集落荻ノ島理事長春日俊雄(「荻ノ島集落における茅葺集落の保存・活用のための取り組み)
【第7号】群馬県嬬恋村(「嬬恋村におけるキャベツを活かした農業と観光の共存によるコミュニティづくり」)
【第8号】長野県安曇野市(「地域ブランドを活かした人づくり、モノづくり、まちづくり~新たな取り組み『朝が好きになる街 安曇野』の展開~」)
【第9号】千葉県館山市観光協会(「すべての多様な楽しみ方が一つに集う館山」~まるごと博物館・まるごと観光地を掲げた観光戦略 滞在すればするほど魅力が増すゆったりと たてやま~)
【第10号】群馬県磯部温泉組合(温泉マーク発祥の地「磯部温泉」を後世に残したい)
――の10件。……

【全文は、本紙1746号または3月7日(木)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

 

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