test

西鉄の「キッチン列車」車両公開 3月23日に運行開始

2019年2月11日
九州支局:有島 誠

2019年2月11日(月) 配信

3月23日から運行するキッチン列車

 西日本鉄道(福岡市)は2月1日、西鉄福岡駅(天神)―大牟田駅間で料理を味わう観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」の車両を、3月23日からの運行に先立ち、筑紫野市の同社筑紫工場で公開した。

 3両編成の列車は、既存車両を大幅改造して座席数52席の地域を味わう旅列車に生まれ変わらせた。

 2015年7月にプロジェクトチームを立ち上げ、約3年半かけて完成にこぎつけた。

テーブル・イスの座席車両

 車両はキッチンクロスをイメージした赤いチェック柄で、1、3両目がテーブル・イスの座席車両。家具は、木の温かみを生かした大川家具を使用し、天井は八女の竹を使用した手編み竹細工で和空間を演出している。

 壁面の一部には、いぶし銀の特徴を持つ城島瓦約3千枚も使用されている。

 2両目にはオープンキッチンを設置し、運行時に筑後地方の新鮮な食材を使ってキッチンで調理し、出来立ての美味しい料理を提供する。

 列車運行は金・土・日・祝日で、西鉄福岡(天神)駅から大牟田駅へ向かう「ランチの旅」が、福岡を午前11時50分発。

 大牟田駅から西鉄福岡(天神)駅へ向かう「ディナーの旅」は、大牟田を金曜日が午後5時40分発、土日祝は同4時40分発。所要時間が約2時間半で、料金は両方とも8千円(税別)。

 3月23日―4月29日運行分は、すでにウェブサイトで予約を受け付けており、ほぼ完売状況だという。5月分の予約も2月1日から開始した。

 なお、西鉄福岡(天神)駅―太宰府駅間を走る「ブランチの旅」は、6月1日から運行開始する。料金は3千円(税別)に設定。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。