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オリックス不動産、旅館・ホテル事業の新ブランド立ち上げ

2019年2月1日
編集部:飯塚 小牧

2019年2月1日(金) 配信

高橋豊典社長(右)と似内隆晃副社長が会見

オリックス不動産(高橋豊典社長、東京都港区)はこのほど、旅館・ホテル事業の新たな運営ブランドとして「ORIX HOTELS & RESORTS」を立ち上げた。運営する13施設を同一ブランド下に置くことで理念やノウハウの共有化をはかり、同事業のさらなる発展を目指す。新ブランドのコンセプトは「また行きたい、と思っていただける場所。」。ブランドのなかで「温泉旅館」「温泉リゾート」「シティ」「パークサイド」の4つのカテゴリーを設ける。

 同社は2002年に大分・別府温泉の「別府杉乃井ホテル」を取得し、経営再生から宿泊事業を開始した。その後、自社ブランド「クロスホテル」の展開や他事業者への運営委託、フランチャイズ契約など取り組みを拡大し、現在は23施設、5400室を有する。このうち、今回新ブランドに集約するのは自社が運営する13施設だ。

 1月31日(木)に東京都内で開いた会見で高橋社長は、13施設の平均でリピート率は25%を超え、稼働率は約90%を誇ることを紹介。「専業事業者に引けを取らない規模に拡大してきた」と自信を見せた。

 新ブランドを立ち上げた背景については①自社ブランドの可能性②旅館・ホテル運営事業の急激な拡大③多様な生活者ニーズ――を挙げた。

ロゴマーク

 これまで、取得した温泉旅館は元の屋号を残し、その施設が築き上げてきた地域との絆を大切にしてきた。新ブランドの冠を掲げたが、今後も屋号は変更せず、地域と密着した運営を行っていく。一方、各施設をオリックスの大きな傘でくくることで各施設の個性やブランド価値をより伝えやすくなると考える。「各施設が各地域で培ってきた特色や絆はそのまま生かし、新ブランドのもと理念や運営体制を共有し、お客様の潜在的なニーズに柔軟な対応をしていく」(高橋社長)。

 高橋社長は「同社は宿泊を生業とする専門家ではないが、金融をベースに常に隣接する分野に事業領域を拡げることにより、培ってきたチャレンジ精神と先見性は同社グループにしかない強みだと認識している。今後も常識にとらわれない斬新な発想とチャレンジを続けていきたい。『また行きたい』と思ってもらえるような施設になるよう、理想を追い求めていく」と意気込んだ。

誕生記念キャンペーン

 新ブランドの立ち上げを記念して、3月31日(日)まで「ORIX HOTELS & RESORTS誕生記念キャンペーン くつろぐ・あそぶ・ふれる宿プレゼント」を実施する。計100組・200人に1泊ペア宿泊券が当たる。

応募期間:3月31日(日)※宿泊券の利用期間は2019年5月6日(月)~2020年2月28日(金)まで。

応募方法:「ORIX HOTELS & RESORTS」公式ウェブサイトのキャンペーンページから。応募は1人1回。

当選発表:2019年4月中旬~下旬に発送。

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