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海上保安庁 「灯台観光振興支援」を推進 地域活性化につなげる

2019年1月17日
営業部:後藤 文昭

2019年1月17日(木) 配信

小野祐輔主任海上交通企画官(左)と原学海上交通企画官

海上保安庁は「灯台観光振興支援」を推進している。2018年4月に取りまとめた「第4次交通ビジョン」にも今後おおむね5年間にわたり取り組むべき重点施策として盛り込んだ。灯台の観光資源としての活用を促し、地域活性化につなげることが狙いだ。

 同庁は灯台の価値と魅力を広める観光支援を通じて、「灯台の役割が広く浸透し、ひいては海難防止への関心が高まる」ことを期待する。自治体への情報発信や、共同イベントの実施なども進めている。

 昨年本紙が同庁で行ったインタビューで交通部企画課、海上交通企画室の小野祐輔主任海上交通企画官は、観光シーズンに合わせて公開している鮫角灯台(青森県)を例に上げ、「地域の特性に合った公開を検討する自治体が増えてほしい」と話した。「訪れた観光客に、SNS(交流サイト)などで魅力を発信してもらえる工夫が必要だ」と語る。

 原学海上交通企画官も「灯台のみで集客するのは難しい」と分析。そのうえで、「多くの観光客が訪れるには、地域内の観光資源や、地元のイベントとの連携が不可欠になる」と強調した。

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