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10月16日現在で38万人 伸び悩む入館者数 西郷どん大河ドラマ館

2018年11月2日
九州支局:有島 誠

2018年11月2日(金)配信

篤姫うち掛け試着

 大河ドラマ「西郷どん」の放送に合わせ、今年1月13日から鹿児島市加治屋町にオープンした「西郷どん 大河ドラマ館」の入館者数が、10月16日現在で38万人となり、目標50万人達成が厳しくなっている。

 2008年に、鹿児島を舞台にした大河ドラマ「篤姫」のドラマ館は、営業期間を3カ月間延長して、入場者数67万人を記録している。

 市の担当者によると、西郷どん館も4―5月は順調だったが、6―7月でダウン。8月以降は猛暑や台風、地震などの影響があったと分析。とくに、団体のキャンセルは2千人に上るという。

 また、アンケート調査では「西郷さんは誰でも知っている」「今さら行かなくてもいい」という県民の声も多かった。県内の視聴率30%超えに対して、地元入館者数が比例していないのも、伸び悩みの要因と見る。昨年12月には地元小中学校に、13万9千枚の招待券を配布したが、現在までの使用枚数は約6千枚と低調だ。

西郷どん出演者の等身大パネル

 ドラマ館では月替わりで展示内容を変更。スタジオセットの再現や等身大パネルとの記念撮影、吉之助などの衣装試着体験、奄美大島の「野ざらし牢」の中での記念撮影、愛加那のハジキ(刺青)スタンプ体験、篤姫うち掛け試着体験など用意。クイズやゲームなど遊びも工夫し、県内客の来場に期待を寄せる。

 ちなみに、ドラマ館に近接する既存施設「維新ふるさと館」の入館者数は、9月末現在で17年度に比べ2倍近い14万2千人。ドラマの舞台にもなった同市の観光施設「仙巌園」は、1―9月の入場者数が前年同期比で1・5倍となっている。

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「10月16日現在で38万人 伸び悩む入館者数 西郷どん大河ドラマ館」への4件のフィードバック

  1. 西郷どん会館、今年の1月に行かせて頂きました。
    パネルと共に写真も撮らせて頂きましたし、クイズにも参加させて頂きました。
    楽しかったです。
    入場者数が、伸び悩み?
    私は、鹿児島出身なので知っていますが…宣伝不足なのでは?鹿児島実業の彼等学科頑張ってくれましたが…こちらでは、興味ないと全然です。頑張ってください!奈良の地より応援致しております

  2. 入場料金が高いのでは?
    安価な価格で販売数を増やしたらいかがですか?

  3. 正直あれで600円の入場料金払って行きますか?鹿児島市は自分に置き換えて考えてみて欲しい。入場低下はネット社会口コミ拡散です。

  4. 私は地元の人間ですが、せごどんが始まるまでは、西郷のことは「西郷さんと呼ばれる鹿児島の偉人」ぐらいでしか思っていなかったのですが、せごどんを見て西郷の波乱の人生や明治維新の激動の時期を命がけで生き切ったすがたを見ることができて、本当に感銘を受けて、もっと西郷のことを知りたいと思うようになりました。
    ドラマ館の宣伝不足であるとか、入場料が高いとかいう声があるようですが、そういうことを抜きにして、幅広い人々に西郷の素晴らしさを再確認すべきだと思います。
    地元の人が今ひとつ入場されない傾向にあるというのは、とても残念です。

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