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日本観光施設協会へ、「旅の駅」をアピール

2012年7月1日
編集部
西山健司会長
西山健司会長

 日本ドライブイン協会(西山健司会長、229会員)は6月18日、東京都港区のチサンホテル浜松町で2012年度通常総会を開き、今秋を目途に一般社団法人日本観光施設協会に移行することを確認した。

 

 また、会員拡大を目指して活動した結果、昨年の91会員から、229会員まで増強した。内訳は、中・四国観光施設協会60会員、関西観光施設連盟40会員、群馬観光施設協会33会員、静岡県ドライブイン協会28会員、千葉県ドライブイン協会10会員など。

 西山会長は冒頭のあいさつで、「公益性のある事業を行うことによって、我われは社会性を持ち、ユーザーからの支持も得られる」と述べ、「道の駅」との関係については、「すでに存在しているものは認めざるを得ない」とし、「我われの『旅の駅』をいかにアピールしていくかが今後の課題。今年度は300会員、2年後には400会員を目指していきたい」と語った。

 特例民法法人日本ドライブイン協会は33年の歴史を持つが、時代の変遷とともに、旅行形態の多様化への対応も迫られている。一方で、観光産業の発展の担い手として、「ドライブン」という限定的な枠組みのなかでの活動には限界もあった。一般社団法人への移行にあたって、全国のさまざまな観光施設が大同団結し、「日本観光施設協会」という一つの旗のもとに結集し活動していく考えだ。

 内閣府から認可され次第、日本ドライブイン協会は消滅し、新団体に移行する。

 今年度の主な事業計画は、高齢化社会に適応したバリアフリーへの取り組みや、AEDの設置、災害時における情報提供などに取り組むほか、ウェブで会員施設を結ぶことも検討していく。

 なお、西日本の会員が増えたため、来年度の総会は関西で開くことも話し合われた。

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