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来場者満足へ、白川郷ライトアップが完全予約制に 8/30(木)まで受付中

2018年8月17日
営業部:鈴木 克範

2018年8月17日(金) 配信

展望台行き整理券を待つ長蛇の列(2017年)

来年冬の開催で33回目を迎える「白川郷ライトアップ」(岐阜県)で、初めて完全予約制が導入された。

 世界遺産にも登録されている白川郷は、人気の観光地でありながら居住地でもある。近年の観光客の急増が、地域住民や自然環境にマイナスの影響を及ぼし、その結果旅行者の満足度も低下させるという「オーバーツーリズム」(※1)問題を引き起こしていた。

 なかでも外国人観光客の増加や集中に伴う混雑、生活環境の変化、マナー違反などは地域住民では手に負えないことが多々あり、とくにライトアップイベントは毎年悩みの種だった。

  このような現状を改善するため、来年の白川郷ライトアップは完全予約制を取り入れ、来場者を迎えることにした。

 今回は催しの運営・管理を行う旅ジョブ(岐阜県飛騨市)が、ユーザー数280万人超、常時7千件以上のイベント掲載のあるイベントアプリ大手のPeatix Japan(ピーティックス・ジャパン、東京都渋谷区)と連携。インバンドにも対応した予約システム「Peatix」を導入した。予約申込から抽選、決済、予約者情報を一元管理し、抽選で当選した人に満足してもらえるようにイベント設計を試みる。

 申込時に取得した来場者データを、当日のガードマンやボランティアの配置などにも活用し、人手不足の問題解決などにも取り組む。

 予約の受け付けは8月15日(水)に開始。2週間後の8月30日(木)に締め切る。

(※1)オーバーツーリズムとは、観光地が耐えることができないほどの観光客が押し寄せる状態のことを指す。

白川郷ライトアップの予約受付

予約期間: 2018年8月15日(水)~8月30日(木)

当選発表: 2018年9月6日(木)

予約方法: Peatixアプリ

ライトアップについて

 日程:2019年1月、2月の全6日間

 場所:岐阜県・白川村荻町集落内

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