test

No.303 地方分権、地域主権 - 元気で個性溢れる地域へ

2012年3月1日
編集部

地方分権、地域主権
元気で個性溢れる地域へ

 現在の中央集権的な日本の行政システムが、時代に合わなくなっているのに変えられない――というジレンマを、多くの国民が感じているのではないか。過疎化が進み、疲弊する地方の現状を見れば、「個性あふれる地域活性化」とは逆走しているかのような印象を抱く。若き政界のリーダー・小川淳也氏は民主党の衆議院議員で、旧自治省出身。「元気で個性溢れる地域」には、地方分権、地域主権の必要性を訴え続けている。小川氏は「観光業が重要な日本経済の基軸」と語る。

【増田 剛】

<観光業は国内雇用に貢献、地域ブロックで競う環境を>

 ――日本の観光産業の現状と今後について。

 日本の人口が減少していくことに対して、私はものすごく強い問題意識を持っています。このままの状態で推移すると、日本の人口は2050年ごろに1億人を割って、100年後には明治時代と同水準の3千万―4千万人になる可能性があります。

 そして、人口が減るだけでなく、人口構成も若い世代が多かった時代から高年齢層が増えるという逆ピラミッド型へと変化している激変化の最中にあります。

衆議院議員 小川 淳也氏

 このような状況にあって、観光業は、今後の日本の国家経済を支える最も重要な基軸の一つであると考えています。

 

 

※ 詳細は本紙1453号または日経テレコン21でお読みいただけます。

いいね・フォローして最新記事をチェック

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。