Ctrip傘下のQunar.comと連携 (Relux)
2018年7月24日(火) 配信
Relux(運営=ロコパートナーズ)はこのほど、中国のOTA最大手Ctrip傘下のQunar.com(チューナー・ドットコム)とのシステム連携を発表した。Reluxが厳選する約1800宿が、中国本土からでも予約できるようになる。なお、宿が負担する手数料(12%)は変わらない。
Reluxは7月、グローバル会員数が30万人を超えた。中国本土の会員数はそのうちの約5%。今回の連携を通じ強化をはかる。Qunar.comが提供するスマートフォン端末用アプリのダウンロード数はすでに8億を超えていることから、マーケティング面で大きな戦力となりそうだ。
日本政府観光局(JNTO)が発表した6月の訪日中国人旅行者数は76万人。全市場中トップで、前年同月と比べ約30%増と引き続き好調だ。爆買いは収束したものの、そのボリュームは依然増加傾向にある。リピーターの増加など、今後はハイクオリティを求める旅行者も多く現れるかもしれない。質を追求してきたReluxの会員宿に対する需要も高まるはずだ。
ちなみに、Qunar.comの「Qunar」は中国語で「どこに行く?」という意味。少し砕けたニュアンスがある。