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都の助成でぜひ福島へ、女将ら16人が緊急PR

2011年9月21日
編集部
JTBの田川社長を訪問
JTBの田川社長を訪問

 JTB協定旅館ホテル連盟福島支部女性委員会(委員長=若松佐代子雨情の宿新つた女将)は9月12日、緊急・東京キャラバンを行い、JTBの田川博己社長らに送客を要請した。委員会のメンバー16人が参加した。

 毎年12月にキャラバンを実施してきたが、東京都の被災地応援ツアーが9月から始まったことを受け、急きょ駆け付けた。午前中はグループに分かれてトラベルゲート新宿などJTB首都圏の8店舗を訪問。店頭ディスプレイ用と福島旅行の申込者のプレゼント用の「起き上がり小法師」を手渡した。

 午後からは再び合流し、JTB首都圏本社やJTBの田川社長を訪問した。メンバーからは「元気に商売を続けているが唯一、お客様が少ないことがさびしい」(片桐栄子ホテル華の湯社長室長)や「旅行会社の皆様の社員研修実施など、突破口を見つけるための協力をお願いしたい」(渡邉いづみ風望天流太子の湯山水荘専務)という声が挙がった。田川社長は「東北に出かけて元気をもらったという声を多く聞くようになった」と報告。「皆さんの声を手書きのメッセージにし、店舗や従業員の共用スペースに掲示することで福島の今を伝えよう」と提案し、その場で実施が決まった。

 若松委員長は「復興支援の需要もあるがそれは一時。これから長く応援してもらいたい」と締めくくった。

 都の事業は、岩手、宮城、福島3県の観光振興と復興支援のため、JTBなど都内の指定旅行会社が9月から来年2月に実施する「被災地応援ツアー」に対して助成を行うもの。ツアーの旅行者に対し、1人1泊3千円、延べ5万泊分を補助する。この助成金が旅行代金から割り引かれる。

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