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飯坂でサンバパレード、ほろ酔いウォークと共催

2011年8月1日
編集部
サンバの熱気と歓声にあふれた
サンバの熱気と歓声にあふれた

 福島県飯坂温泉で7月8、9の両日、夏の恒例行事「第25回ほろ酔いウォーク2011」が開かれた。今年は2日目に震災復興を祈念したサンバパレード「飯坂deサンバ」も行われ、温泉街は熱気と歓声であふれかえった。

 サンバパレードは、震災後の自粛ムード払しょくや被災者を応援するために企画された。埼玉県を拠点に活動する「アレグリア」から50人の選抜メンバーが参加した。

 当日は、パレード直前に大雨というハプニングも。飯坂温泉駅前で大勢の観客が空を見上げるなか、楽器隊の演奏が始まった。思いが通じたのか小雨になったのを機に、約1㌔のパレードがスタートした。陽気なリズムに誘われ、大勢の観客が沿道を埋め尽くした。「初めてサンバを見た」という声も多く、雨のなか精一杯踊る姿に「ありがとう」と声援を送る一幕も。飯坂温泉駅前に戻ったアレグリアのメンバーも、最後のステージを披露し、声援に応えた。

 夕刻からは「ほろ酔いウォーク」が開かれた。3500円(当日券は4千円)で、約50の協賛店から6軒を選んで回れるという飯坂温泉の人気イベントだ。参加者は受付後、早速目当ての店に向かっていった。

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