test

JATA、田川会長を再選 新副会長に日旅の堀坂社長

2018年6月22日
編集部:飯塚 小牧

2018年6月22日(金) 配信

新正副会長。(左から)坂巻副会長、田川会長、菊間副会長、堀坂副会長

日本旅行業協会(JATA、田川博己会長、1190会員)は6月21日(木)、東京都内で2018年度の通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で田川会長を再選した。田川会長は今年の取り組みについて、年初から発している「備える」を改めて強調。「2019年の大きな変化に向け、攻めのディフェンスで年度内にしっかりとカタチづくりをしたい」と述べた。また、副会長には日本旅行の堀坂明弘社長が新たに就任した。堀坂副会長は丸尾和明副会長のあとを引き継ぎ、訪日旅行推進委員会の委員長を務める。

 来賓としてあいさつに立った、観光庁の田村明比古長官は「世界でも見劣りのする日本人の旅行消費を促すための取り組みを、官民連携して進めていきたい。国として外部環境の改善に努力する。そのうえで、旅行業界の皆さんには日本人に対し、旅行を伴う自己実現や社会貢献のための多様な活動の魅力、長めの休暇でゆったり過ごす新たなライフステイルなどを積極的に提案してほしい」と期待した。

 田川会長は会長メッセージのなかで、好調な訪日外国人観光客の数字や回復基調にある海外旅行者数に触れ、「6千万人の相互交流時代を迎えつつある。このなかで旅行会社は企画力や提案力、斡旋力、添乗力の真価を発揮し、マーケットをしっかりつかむことが重要。これが今年度の事業骨子になる」と言及。そのうえで、旅行業の基盤を確立するため①昨年のてるみくらぶ破綻からの旅行業の信頼回復②商慣習のグレーゾーンの整備③産業の高度化――の3点に取り組むとした。また、観光産業全体については①ハッピーマンデー維持を始めとする政治課題への取り組み②ツーリズムEXPOジャパンの活用拡大③国際観光旅客税の使途への提案――の3つに力点を置く。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。