test

観光庁は8億円9200万円、訪日客の言語案内に5億円

2010年11月11日
編集部

 このほど閣議決定された2010年度の補正予算によると、観光庁関係の補正予算の合計は8億9200万円。「外国人観光客の移動容易化のための言語バリアフリー化」に5億円、「国内観光活性化緊急対策事業」に3億9200万円を投じる。

 1項目目の言語バリアフリー化は、とくに地方都市のインバウンド整備のためのもの。外国人旅行者に交通拠点から目的地まで、言語面での障害を感じさせないように、電子看板などの案内表示に加え、車内放送やバス停のナンバリングなど、さまざまな手段で点から線への多言語対応を実施。言語バリアフリーな移動環境を実現する。

 一方、国内観光活性化緊急対策事業では、休暇取得分散化に係る普及・啓発に3千万円の予算をつけ、休暇分散化に対する国民の意識や関心を高め、施策の理解をはかるためにシンポジウムや調査などを実施する。

 また、3億円を新たな旅行需要創出への旅行商品造成に充て、おもに若年層を喚起するような企画やイベント参加者向けの延泊、工場視察など地域活性化につながるような商品を試験的に造成。モニターツアーを実施し、参加者や関係者への調査で効果検証を行う。さらに、2泊3日以上の滞在型観光地の形成として、観光圏の整備に6200万円をつけた。

 なお、自動車交通局の要求枠で、観光地の公共交通に電気自動車導入などの補助事業に4億5千万円が計上された。

いいね・フォローして最新記事をチェック

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。