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映画「桜田門外ノ変」、10月16日全国公開

2010年10月21日
編集部

 映画「桜田門外ノ変」が、10月16日から全国約300館で一斉公開された。この映画は地元有志による「『桜田門外ノ変』映画化支援の会」が中心となって作り上げた地方創生映画ともいうべき映画。佐藤純彌監督、主演は大沢たかお。

 映画撮影のため、茨城県水戸市の千波湖畔に本物の桜田門を再現したオープンロケセットが地元の協力により建設された。映画最大の山場、桜田門外での襲撃シーンを撮影した日本最大級のオープンロケセットで、冬の雪降るシーンを再現するため、大理石の一種である「寒水石」を70トンも敷き詰めて演出したという。

 併設の記念展示館では、水戸藩や幕末の歴史、キャスティングや臨場感あふれるロケ風景などが紹介され、映画「桜田門外ノ変」の世界を感じることができる。今年2月の一般公開から8月末までに来場者数は約13万人を数えている。

 オープンロケセットは来年3月31日まで公開予定。開館時間は午前9時から午後5時(最終入館は午後4時まで)。入場料は大人800円、子ども500円、10人以上で団体割引あり。

 なお、水戸ひたち観光圏では県内12市町17カ所で撮影されたロケ地のほか、「桜田門外ノ変」に挑んだ烈士や水戸藩にゆかりの深い名所・旧跡を紹介した茨城県内の「ロケ地&ゆかりの地マップ」を作成し、幕末観光のホームページを開設するなど観光資源のひとつとして活用をはかっている。

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