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韓国ドラマ「アイリス」の新作、鳥取がロケ地に決定

2010年6月11日
編集部

 韓国のテレビドラマ「アイリス」の新シリーズ制作で、海外ロケ地の一つに鳥取県が選ばれた。平井伸治知事が5月26日、大阪市内でドラマを制作するテウォン・エンターテイメントのチョン・テウォン社長と面談し、ロケ実施の確約を得た。

 人気俳優のイ・ビョンホンさんが主演した1作目は、昨年10―12月に韓国で放送され、平均視聴率30%超、最終回は約40%に達するなど大ヒット。

 ロケ地になった秋田県には韓国人旅行客が急増し、今年1月の秋田―ソウル便の利用者数は過去最高の約6千人を記録した。

 新作は前作同様の、スパイアクションものでタイトルは「アテナ―戦争の女神」。人気俳優のチョン・ウソンさんが主演し、今年の秋から韓国で放送される。鳥取ロケは8月末から秋にかけて行われ、ドラマ後半で取り上げられる予定だ。

 面談後、記者会見を開いた平井知事は「6月早々にロケ受け入れの実行委員会を発足させる。ロケ場所は砂丘や温泉地になるのではないか。経済効果は約12億円を見込み、米子―ソウル便やDBSクルーズフェリーなどの活性化を期待している」と述べた。

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