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プリンスホテル 新ブランド「プリンス スマート イン」を東京・恵比寿に開業

2018年2月27日
編集部:平綿 裕一

2018年2月27日(火) 配信 

外観イメージパース(右手がホテル棟)

 

プリンスホテル(赤坂茂好社長)は2020年夏季に、プリンススマートイン恵比寿を開業する。プリンススマートインは同社が新たに展開する宿泊特化ホテルブランドで、今回が初めて発表する案件となる。価格帯は1室1万円前後を予定し、他ブランドより低めに抑えた。ICT・AIを活用し、インバウンドやこれまで取りこぼしてきた若年層などの受け皿とする。

 同ホテルは、野村不動産が手掛ける東京・恵比寿の再開発プロジェクト内で、宿泊施設として出店。82室の客室を備え、最先端技術も取り入れる。予約からチェックイン・アウトなどを一貫して行える専用アプリを現在開発中だという。「デジタルネイティブ世代の若者の需要を取り込んでいく」(同社広報部)。これまではフルサービス型ホテルが中心だったが、ICT・AI技術を取り入れ、若者が利用するハードルを下げる狙いだ。価格帯も1つ上のブランドから、3割弱低く設定した。

 恵比寿はITベンチャー企業集積地である渋谷の隣駅でもある。今後はビジネス需要増加を見込むほか、東京観光の拠点としての潜在的な市場を加味し、国内外のビジネス客、観光客もターゲットに据える。

 同ブランドは今後も首都圏や地方都市、新幹線停車駅のほか地方空港周辺都市などへの展開を進める。同社広報部は「大阪や福岡など大都市部には進出できていない。声がかかればぜひ出店していきたい」と引き続き市場拡大へ乗り出していく考えだ。

恵比寿旧国家公務員宿舎跡地再開発プロジェクトについて

 野村不動産が手掛ける再開発プロジェクトは、渋谷区恵比寿南3丁目の国家公務員宿舎原町住宅の跡地約4035平方㍍で複合施設の建設を計画している。JR「恵比寿」駅徒歩5分・東京メトロ「恵比寿」駅徒歩3分と好立地で、宿泊・高齢者・保育施設不足といった都市部の社会課題を解決するため、分譲住宅にホテル・介護施設(デイサービス)・保育施設を併設する。多様な人々が共生する新たな都市型複合施設を目指している。

プリンススマートイン恵比寿概要

名称:プリンス スマート イン 恵比寿(英文表記:Prince Smart Inn Ebisu)

開業予定:2020年夏ごろ

所在地:東京都渋谷区恵比寿南3-48-7(地番)

アクセス:[電車] JR恵比寿駅から徒歩約5分/地下鉄日比谷線恵比寿駅から徒歩約3分

延床面積:約2852平方㍍

客室数:82室(シングルルーム30室、ダブルルーム15室、ツインルーム37室)

標準客室面積:約16平方㍍

付帯施設レストラン:(約50席)、会議室、フィットネスジムなど

運営:株式会社プリンスホテル

運営形態:野村不動産株式会社との賃貸借契約

プリンスホテルのブランド構成 について

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