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郷愁を誘うご当地弁当、年末年始は定休日

2017年12月13日
編集部:謝 谷楓

2017年12月13日(水) 配信

静岡市のソウルフード、「あみ焼き弁当シリーズ」が話題だ。

師走も半ば、地元の懐かしい顔や味をふと思い出す人も多いのでは? 忘年会を済ませば帰省ラッシュが続き、故郷でのんびり過ごすお正月が待ち遠しいなか、ご当地弁当に注目が集まっている。

 しずおか弁当が販売する「あみ焼き弁当シリーズ」は、静岡市民のソウルフードとして長年親しまれてきた。継ぎ足されてきた秘伝のタレは夜食にピッタリ。お酒の締めや家族へのお土産として、地元民の心を捉えて離さない。

 運営・製造を担う静京商事は昨今、「インスタ映えを狙ったお弁当」がネット上で話題となり、Yahoo!ニュースのアクセスランキング(総合)でも6位に入る快挙を果たした。

 「あみ焼き弁当シリーズ」は発売開始から45周年を迎え、1日1千食を売り上げる古参のB級グルメ。「インスタ映えを狙った弁当」とは真逆のコンセプトながら、ムーブメントを超越した存在感が改めてユーザーの関心を掴んだ格好だ。「(あみ焼き弁当こそ、)本当にインスタ映えするお弁当」という声も一部から挙がっている。

 都市で働く人にとって、流行を無視することはなかなか難しい。流行語や漢字、料理など、変化目まぐるしいトレンドから抜け出せる「帰省」は、地元の友や懐かしい味に触れ合う機会となる。「あみ焼き弁当シリーズ」の話題は郷愁を誘ってやまない。

 なお残念ながら、販売する「しずおか弁当両替町店」は、年末年始(12月31日(土)~1月3日(水))が定休日となっている。

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