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NAA、第3ターミナルの混雑緩和策整える

2017年12月1日
営業部:後藤 文昭

2017年12月1日(金) 配信

説明を行う松本管理部門長

旺盛なLCC(格安航空会社)の需要増加により、利用者が集中する時間帯の混雑緩和へ。成田国際空港(NAA)はこのほど、成田空港第3ターミナルの大幅な機能強化策を発表した。

 国内線・国際線の保安検査場に、より高度で効率的な保安検査機器(スマートセキュリティ)を導入。7㍍1人対応の保安検査レーンを、17㍍3人同時対応とし、検査効率を向上させる。また手荷物搬送システムと検査機器を一体化し、搬送中に爆発物などの危険物を自動的に検査するインラインスクリーニングシステムも導入。ともに2019年末までに整備し、保安検査の手続き、チェックイン手続きにかかる時間の短縮と高度なセキュリティレベルの確保を両立させる。

スマートセキュリティ導入による利点

 また、到着客が2階出発ロビーを通過してターミナル外へ移動する構造となっている第3ターミナルの動線の分離にも着手。2019年夏までにターミナル連絡バス乗降場直結の到着ロビーを1階に増築する。

動線を分離することで混雑を緩和

 12月1日(金)に東京都内で行われた会見でNAA取締役の松本大樹管理部門長は、「航空会社や国などの関係機関とも連携し、 『FAST TRAVEL』を推進することで、より使いやすく、快適な施設の提供に努める」と宣言。今後のLCC需要の増加にあわせ引き続き利便性向上のための対策を検討することも表明した。

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