test

日本人の半数が友人との食事中に旅行予約の経験あり

2017年11月21日
編集部:平綿 裕一

2017年11月21日(火) 配信 

トラベルアディクトを調査

旅行検索エンジンであるKAYAK(カヤック)はこのほど、日本とアジア太平洋地域(APAC地域)のトラベルアディクト(旅行中毒度)に関する調査データを発表した。

 旅というのはある種の中毒性があり、旅の経験を重ねるごとにもっと旅に出て、より遠くに行きたくなるもの。旅についての番組や記事を見ながら、何の気なしにオンラインで手軽に旅行を予約してしまうこともしばしある。今回の調査では、日本人回答者の過半数に近い49%がそういった予約をした経験があることが分かった。カヤックは21~45歳までのAPAC地域の2100人の回答者を対象に調査を行い、“旅行者の行動を深く掘り下げて人々がどのように旅に夢中になるのか”、及びその実態について調査した。

21ー45歳のアジア太平洋地域の2100人の回答者を対象に調査を実施

「自分自身について知るきっかけになれば」

 カヤック日本カントリーマネージャー山下雅弘氏は、「カヤックは世界を牽引する旅行検索エンジンとして、ユーザーの興味や料金の変化など、旅行検索に及ぼす影響を把握するために何百万もの検索データを保持している。今回はそれだけではなく、ユーザーの包括的な旅行にまつわる行動についても知りたいと考え、調査を行った。旅行者がこの調査結果を見て、自分自身について知るきっかけになれば嬉しく思う」と述べた。

日本人は旅行先の安全性よりも「価格」を重視するという結果に

 旅で最も重要な要素を問う質問に対し、日本人旅行者の62%が「価格」と答えた。2位は48%で「感動する文化」、3位は41%で「安全な環境」が続いた。「安全性を何よりも重視するイメージのある日本人旅行者だが、価格をより重視しているという意外な結果となった」(同社)。

APACの旅行者はユニークな場所で予約をする人が多数

 今回の調査によると、51%もの日本人が家族や友人との夕食時に旅行を予約したことがあると回答。この割合は他のAPACの国々と比べて群を抜いて高い。日本人旅行者独自の特徴といえる。旅行の計画を話し合いながら、スマートフォンなどで手軽に予約ができる現代ならではの結果となった。

 49%の日本人旅行者は、TVの旅行番組やオンラインの旅行記事を見ながら、実際の旅行を予約すると回答。他国の結果を見ると、例えばインド人旅行者の46%は、寝る前にスマートフォンで旅の予約をする傾向があり、空き時間を活用して洗面所で予約をする人も24%に上った。

 オフィスで仕事中に旅行を予約したことがある人は香港で48%、インドでは45%、シンガポール38%とアジアの国々で多く見受けられました。ただ、日本ではわずか18%。その他の興味深いデータとして、日本人の7%が大学のつまらない講義中に旅行を予約した経験があると回答した。

41%の日本人旅行者が、予約前には連日価格をチェック

 お得に旅行をするため、44%の日本人旅行者は計画段階で複数のウェブサイトを同時に開いて価格を比較。42%の人が航空券を予約する前に、38%の人がホテルを予約する前に3つの旅行予約サイトを参照している。

 41%の日本人旅行者が、予約前には毎日航空券とホテルの価格をチェックした経験があり、17%の人はキャンセル無料のホテルを複数予約し、1つだけを残して残りをキャンセルすると回答した。

 この傾向は香港の旅行者に強く見受けられ、31%もの人が最もお得に予約をするためにこのような予約方法を行っていることが明らかになった。また、34%の香港人旅行者がホテルの値段が下がった際に同じサイトで同じホテルを再予約したことがあると回答。

APACの旅行者はSNSと密接な関係

 APACの旅行者の中では、インドの旅行者が、SNS(交流サイト)に平均10投稿と最も多く投稿する傾向にあり、香港、日本は平均4投稿と最も少ない結果となった。

 なかでも、日本人旅行者の33%は何も投稿しないと回答。SNSに投稿後、38%のインド人旅行者が「いいね」と「コメント」を数時間ごとにチェックするなか、香港では44%、オーストラリアで34%、シンガポールでは38%の旅行者が1日2回しかチェックせず、日本人旅行者の37%は週に数回しかSNSのチェックをしないことが明らかにとなった。

「旅はもう、何カ月もの計画を要するものではない」

 山下雅弘氏は調査を振り返り「旅はもう、何カ月もの計画を要するものではない。数クリックでアイデアが現実になる時代。旅行検索・旅行予約は文字通り『いつでも、どこでも』行えるようになった。 カヤックのプライスアラートを使えば、お得な料金を見逃さないように毎日価格をチェックする必要もなく、Exploreを使えば一目で簡単にお得な航空券を見つけることができる。カヤックを使って、スマートに旅行を計画、管理してみては」と話した。

旅行検索エンジンのカヤック

 ※トラベルアディクト(旅行中毒度)の調査は2017年10月2日~11日までの期間で6カ月以内にホテルか航空券を予約した7つのAPACマーケット(オーストラリア、香港、インド、日本、シンガポール、韓国、台湾)の中で、21~45歳の2100人を対象とた。

カヤックについて

カヤックは、旅行サイト各社を一括検索することで、旅行者それぞれの希望に合った航空券、ホテル、レンタカー、および航空券+ホテル(パッケージ)商品を見つけるために必要な情報を提供している。他にもmomondo、Cheapflights、SWOODOO、checkfelixやMundiを含むメタサーチブランドを運営し、毎年20億件以上の検索処理を行なっている。The Priceline Groupの独立子会社。

 

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。