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「オモロいなにわの魅力を発信や!」道頓堀商店会とJTB西日本がエリアマネジメント連携協定を締結

2017年10月30日
編集部

2017年10月30日(月) 配信

道頓堀を世界に誇る観光地に

道頓堀商店会とJTB西日本は2017年10月26日(木)に、「エリアマネジメント分野に関する協定」を締結した。大阪最大級の観光集客拠点・道頓堀を、世界に誇る観光地へと発展させるため、観光の視点から街全体の価値を高める取り組みを行っていく。

 両者は同連携協定により、道頓堀の「食とエンターテインメント」を現代の視点から磨き上げる。道頓堀全体を「テーマパーク」と捉え、魅力開発・利便性向上・エリアのブランド価値向上のための連携事業を行っていく。

エリアマネジメントの概要

 道頓堀商店会は、2015年に道頓堀川開削400年を迎えたことをきっかけに、100年後も「なにわの文化発信基地」としてにぎわい続けるためのまちづくりプラン「道頓堀500(ごーまるまる)」を制定。そのなかで、「品格のあるまちの維持」や「エンターテインメントのまち大阪の象徴であり続けること」などのまちづくり方針を掲げ、取り組んでいる。

  一方JTB西日本は、地域ならではの魅力を掘り起こし、国内外に「本物の日本の魅力」を伝えることで、交流人口の拡大と豊かな地域づくりへの貢献に取り組んでいる。

 今回の連携協定では、①道頓堀の魅力づくり・ブランド価値向上、②来訪者が安心・快適に過ごせるための受入環境の整備、③道頓堀のイメージ・情報発信力の強化、④その他両者の協議により決定した事項の4項目で連携をはかり、具体的な取り組みを実施していく。

取り組み事項

 2018年度から実施予定の取り組み事項として、国内の顧客を対象に「食とエンターテインメントのまち道頓堀」の文化的価値を体験できる旅行商品の販売を行う。観劇体験のきっかけ作りや、理解促進をはかり、道頓堀ファンの拡大を目指す。

エースJTB「道頓堀お笑いLIVE観覧券(新設)」個人旅行向け

角座(外観イメージ)

 道頓堀ZAZA及びDAIHATSU MOVE道頓堀角座(大阪市中央区道頓堀1-4-20)で開催されている、若手芸人によるお笑いライブを「エースJTB」対象商品利用の旅行者は観覧することができる(旅行代金に含まれる)。

対象:2018年4月1日(日)~2019年3月31日(日)に「エースJTB」対象商品を利用し大阪方面に宿泊の旅行者

JTB「道頓堀エンタメ満喫クーポン(新設)」個人・団体旅行向け

オモロい道頓堀を満喫しよう

 「フードミュージカルGotta」の観劇券と、飲食・物販店のおもてなし券がセットになった、道頓堀で“食べる・観る・買う”を満喫できるクーポンを設定・販売する。これには、「道頓堀ワンスモア・きつねうどん宅配サービス」「巾着袋に飴ちゃん詰め放題」など、道頓堀の店舗をハシゴしたくなるオモロいプランが満載。

対象:2018年春期~2019年3月31日(日)にJTB対象商品を利用し大阪方面に宿泊の旅行者
 ※設定開始日は4月末~5月上旬を予定、1月上旬発行のパンフレットに記載。2018年1月26日(金)発売開始

JTB地域交流商品「知恵のたび 道頓堀(新設)」団体旅行向け

法善寺横丁の水かけ不動さん

 地域資源を活かし知恵と工夫によりまちおこしに成功した地域を訪れ交流を行う団体旅行商品「地恵のたび」シリーズに、「道頓堀」コースを新設。修学旅行などを対象に、道頓堀のエンタメ体験に加え、観劇文化の再興に取り組む商店会の人たちとの交流を通じ道頓堀への理解を深め、未来のリピーターづくりにつなげる。

コース概要:若手芸人の案内による道頓堀のまちあるき(巨大看板めぐり・法善寺横丁・浮世小路・角座など)→商店主・まち案内人などによる講演→ZAZAにて「フードミュージカルGotta」観賞

所要:約3時間

設定期間:2018年春期~2019年3月31日(日)

※知恵の旅シリーズは、ツアーグランプリ2011で「国内旅行部門グランプリ」を受賞

※ツアー設定開始日は2018年4月末~5月上旬を予定

今後の取り組み

「国内外の旅行客が安心・快適に過ごせるための受入環境の整備」

・日本人・外国人のお客様が安心してナイトライフを楽しめる体験プログラムの開発や情報発信
・外国人客の言語によるコミュニケーションストレス軽減と店舗の受入負担軽減のための多言語サービスやスマートフォン決済システムの導入など

「道頓堀のブランド向上や発信力強化、持続的活動に向けた取組み」

・道頓堀を舞台としたパーティーや交流会、新商品発表会などを行う「道頓堀ユニークベニュー」の開発と販売
・道頓堀商店会主催・共催イベント(「道頓堀川万灯祭」「道頓堀盆おどりインターナショナル」「道頓堀川面舞台」「今宮戎神社十日戎宝恵駕行列」など)の更なる活性化
・道頓堀ブランド価値向上に資するイベントの開催など

 そのほか、本連携協定に基づき、道頓堀エリアの価値向上に資するさまざまな連携事業を展開していく。

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