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InstagramとJNTOが観世能楽堂でイベント 「#UnknownJapan」=「知られざる日本」キャンペーンと、公式アカウントの開設を発表

2017年10月5日
編集部:謝 谷楓

2017年10月5日(木) 配信

登壇したのは、(左から)JNTOの柏木隆久理事と、観光庁の田村明比古長官、Instagramのケビン・ウェイル最高製品責任者、フェイスブック・ジャパンの長谷川普代表取締役。

Instagramは10月2日(月)、「#UnknownJapan」=「知られざる日本」キャンペーンを開始した。目的は、政府が掲げる、訪日外国人旅行者数4千万人の目標達成を後押しすること。当日、CP開始を記念したイベントが、東京・銀座にある観世能楽堂で行なわれた。有名インスタグラマー30人が集まり、能の舞や衣装の撮影に没頭。世界に対し、能楽の魅力を発信した。イベント後には懇親会も行れ、Instagramのケビン・ウェイル最高製品責任者やJNTOの蜷川彰グローバルマーケティング部長らが、来場者と交流を深めた。

 10月3日(火)には、国内での月間利用者数が2千万人を突破したInstagram。自治体や観光協会、旅行会社が集客目的で利用する機会が増えており、影響力は一層高まると予想される。FIT(海外個人旅行)者に直接、地域の観光スポットなどを紹介できるため、富裕層を取り込むキッカケとしても注目を集めている。

JNTOも新しい公式Instagramアカウントを開設

JNTOの、新公式アカウント開設主旨について説明する柏木理事

 日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)も当日、新公式Instagramアカウント「@visitjapanjp」の開設を発表。登壇したJNTOの柏木隆久理事は「SNSの時代に入り、各国でJNTOの事務所が現地目線でSNSを使ったコミュニケーションにより訪日旅行を盛り上げている」と語ったうえで、「旅行の目的地の魅力の表現や、旅のコンテンツを、SNSユーザーとともに作っていく時代に入ったことを踏まえ、SNSユーザーと連携した試みを強化していきたい」と、新アカウントの開設主旨について説明した。

観光庁の田村明比古長官も登壇 集ったインスタグラマーに対しPRのさらなる促進をお願い

集まったインスタグラマーに対し、日本の観光資源のPR促進をお願いする田村長官

 イベントが行なわれた観世能楽堂では、観世流能楽師である観世三郎太氏と坂口貴信氏、木月宣行氏、武田宗典氏、井上裕之真氏が、舞や能衣装の着付けを披露・紹介した。登壇した観光庁の田村明比古長官は、会場に集った30人のインスタグラマーに対し、能面の持つ特徴に触れつつ、観光資源のPR促進をお願い。「1つしか表情を持たない能面が、舞台ではさまざまな感情を表すことができる。それと同じように、インスタグラマーのみなさんがストーリーテラーとして、すでに知られている日本の観光資源に、そのみずみずしい感性で多用な表情とストーリーを与えてほしい。#UnknownJapan として、世界中に届いて行くことを想像すると、観光当局の責任者としては楽しみ」と語った。

衣装の着付けについて説明する能楽師坂口氏(右)。現在能や夢幻能といった演目についての分類のほか、「シテ」(主人公)や「ワキ」といった登場人物の役割についても丁寧に説明してくれた
会場では特別に、舞を間近で撮影できる特別な機会を用意した
厳かな能楽と舞の圧倒的な迫力を前に、思わず感嘆の息をもらしてしまう
写真撮影のようす
能楽堂内のようす
インスタグラマーを招待しての懇親会も行なわれた。後ろ右から2人目が、Instagramのケビン・ウェイル最高製品責任者。来場者一人ひとりに声を掛けるなど、フレンドリーな対応で場を和ませた
皆で記念撮影

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