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3月、幕末維新博開幕、20の文化施設などで体験も(高知県)

中根雪江宛坂本龍馬書状
尾﨑正直知事

 3月4日、大政奉還150周年を記念して「志国高知 幕末維新博」第一幕が開幕する。会期は来年3月31日まで。メイン会場は開幕にあわせてオープンする「高知城歴史博物館」。地域会場として県内各地の幕末維新の志士ゆかりの文化施設など20カ所を用意し、高知駅の「こうち旅広場」を、情報発信の場としてリニューアル。県内各地で幕末維新を学び、体験できる仕掛けを作り出した。

 1月13日に東京都内で行われた記者発表会で尾﨑正直知事は、土佐藩が大政奉還実行に重要な役割を担った坂本龍馬や山内容堂など多くの偉人を輩出したことを説明。「いかに当時の若者たちが志を持って新しい国づくりを行ったかを明確に感じられる展示にしたい」と述べ、「龍馬を語れる国、高知のこれからに期待してほしい」と意気込みを語った。

 「高知城歴史博物館」は、土佐山内家伝来の「古今和歌集巻第廿〈にじゅう〉(高野切本)」など約6万7千点におよぶ貴重な史料を収蔵。新たな展示施設が完成することで、今まで十分に活用できなかった文化財をより多く公開できるようになる。

 また、地方会場では2次交通を整備し、歴史を学ぶだけではなく各地の魅力的な「食」と、「自然」、「体験」も楽しめる周遊コースを形成。幕末の風俗を写した多数の写真を展示する珍しい展覧会「ガラス湿板写真を中心とした幕末維新写真展」の巡回も行われる。

 維新博の目玉の1つが新発見の1867(慶応3)年11月10日に書かれた「中根雪江宛坂本龍馬書状」。龍馬が暗殺される5日前の手紙で、松平春嶽の上洛に尽力してもらったことへの礼と、三岡八郎(後の由利公正)を1日も早く新政府へ出仕させるようにとの懇願が書かれている。「新国家」という言葉が書かれている点と、封筒に入った状態で保管されていた点で貴重な史料。福井での行動を記録した「越行の記(えつゆきのき)」の続きにあたり、研究の進展が期待できるという。

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