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鳥取の梨は〝災い無し(梨)〟、知事自ら東京で情報発信

地震に耐えた王秋梨
地震に耐えた王秋梨

 鳥取県は10月21日に発生した鳥取県中部地震で被害を受けた、農業や観光業を応援しようと、10月27日から「鳥取県中部地震復興がんばろうプロジェクト」を開始した。同日、東京都・新橋にあるアンテナショップ、とっとり・おかやま新橋館で行われた「風評被害払拭・被災生産者応援トッププロモーション」には、平井伸治知事らが出席。全国からの支援に対する感謝と、現状について報告し、鳥取県の名産品である梨をPRした。

 21日に発生した地震は、鳥取県中部地方でこれまでに発生した地震の記録のなかでは、最も大きな揺れで1494ガル(瞬間的な揺れの強さを示す)と、4月に発生した熊本地震で甚大な被害を受けた、熊本県・益城町と同じ大きさだったという。

 平井知事は、地震発生以降、風評被害の影響で、ズワイガニ解禁により1番観光が盛り上がる、11―12月の予約キャンセルが相次いでいる現状を伝え、「お客様の笑顔が私たちの応援なんです。お客様の笑顔を見たいんです。会いたいんです。ぜひ、鳥取に遊びに来てください」と力いっぱい呼びかけた。

(左から)上田まりえさん、みょーちゃんさん、平井知事が梨をPR
(左から)上田まりえさん、みょーちゃんさん、平井知事が梨をPR

 地震の影響で、収穫前の多くの梨が、地面に落ちてしまうなどの被害を受けたことについて平井知事は、「残念ながら地面に落ちた梨は市場では売れないですが、味は美味しいです。皆さんのまごころで買っていただけませんか。そして、地震を乗り越えた梨を〝災い無し(梨)〟のお守りとしてぜひとも買っていただきたい」と述べた。プロモーション後の梨の試食では、同館を訪れた人たちに、知事自ら鳥取県の梨について情報提供を行った。

 なお、鳥取県では来年の2月28日まで、県内の対象施設に宿泊し、応募はがきに「宿泊証明スタンプ」を押して送ると、毎月100人にカニが当たる、「蟹取県ウェルカニキャンペーン」を展開。また、11―12月は、「もっとウェルカニキャンペーン」として、通常月の倍となる200人にカニが当たるキャンペーンを実施している。

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