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認知症予防策拡充へ、高齢化社会を見据えて(クラブツーリズム)

小山佳延社長(右)と、瀧靖之教授
小山佳延社長(右)と瀧靖之教授

 クラブツーリズム(小山佳延社長、東京都新宿区)は7月6日に東京都内で、東北大学加齢医学研究所(所長=川島隆太教授、宮城県仙台市)と産学連携し、7月から共同研究を始めたと発表。具体的には、「旅行」と「認知症予防、抑制」の相関関係について医学的見地から調査・研究するもの。これにより同社は「高齢化社会の進行を見据えた旅行業の発展」を、同研究所は「誰にでも実践しやすい認知症予防策の拡充」を目指す。

 5月には同社の顧客で60歳以上の男女45人に、事前調査を実施。旅行が認知症予防・抑制に効果的であるという可能性に期待が持てる結果が出たと報告。小山社長は、「我われの事業がいきいきとしたシニア文化の創造に、貢献できることが実証できたと考えている」と述べた。

 同社の顧客層は60歳以上が約65%を占める。同研究を通じ、旅行による健康改善効果や脳・認知機能への影響を究明できれば、旅行需要の喚起、拡大、さらには社会福祉貢献に寄与することができる。

 既に2003年からデイサービス施設を運営し、旅行と介護を合わせた介護支援事業を展開。そのほか、家事代行サービスやフィットネスなどの事業も起こした。テーマ旅行部の野島光晴部長は、同研究が開始されたことを踏まえ、「今後は、これらの事業を巻き込み、地域連携、ヘルスケアビジネスなどにつなげていく」と語った。

 同研究所の瀧靖之教授は、「健康寿命とは日常的に介護を必要としないで、自立した生活を送ることができるまでの期間」と説明、日本人の平均寿命と健康寿命の差は10歳ほどあると話した。この原因は認知症が大きな要因を占め、認知症をいかに抑えるかを研究してきた。 

 認知症予防に科学的な確からしさがある要因として(1)運動(2)趣味、知的好奇心(3)コミュニケーション、社会との関わり――の3つ挙げた。

 これら要因を網羅するのが、「旅行」だと言う。瀧教授は「旅行の行程がすべて重要だが、とくに旅行中が大事。新しい場所、経験などで知的好奇心が刺激され、歩行などの運動があり、同行者との会話、旅先でのコミュニケーションがある」と説明。

 今後は共同研究の実施にあたり、「旅行」と「脳の健康」に関する各種ツアーや講義、イベントなどを実施。また、「旅行頻度の高い高齢者は主観的幸福感(自分は幸せだと思う気持ち)や対処能力が高く、認知機能が保たれている。また、旅行前後で脳に変化があり、主観的幸福感は向上、認知機能は低下抑制が見られる」という仮説を、今後3年間かけて検証する。

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