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バリアフリーの事例紹介、東京で研修会開く(バリアフリー旅行ネットワーク)

平森良典氏
平森良典氏

 バリアフリー旅行ネットワーク(平森良典代表理事)は昨年12月10日、東京都内で「第6回バリアフリー旅行研修会IN東京」を開いた。同研修会は2部構成で行われ、第1部では富士レークホテル代表取締役社長の井出泰済氏による「バリアフリー旅行事業の〝高収益化実現〟について」、同ネットワーク代表理事の平森良典氏による「ユニバーサルツーリズムの市場とその取り組み事例」についてプレゼンテーションが行われた。

 富士レークホテルでは1999年に一部屋を改造し、ユニバーサルデザインルームを整備。2008年には23室にまで拡張した。当時は従業員たちが「ユニバーサルツーリズム」に対してスムーズに取り組んでもらえるか不安を抱いていたが、同ホテルは1983(昭和58)年から、精神障がい者の雇用を行っており、職場内にユニバーサル意識が根付いていたことから、抵抗なく導入することができたという。

 導入から約10年間は同ルームの稼働率は50%未満と伸び悩んでいたが、2011年に「第10回内閣府バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」において優良賞を受賞したことで転機が訪れ、現在の同ルームの稼働率は71%となっている。 

 井出氏は独自の統計から同ルームを利用した宿泊者のリーピーター率は46・4%と一般宿泊者(16・2%)の約2・8倍にのぼると報告。また、同ホテルは、ホームページなどで利用客に向けてバリアフリー情報を詳細に示す「情報の見える化」に取り組んでおり、「ユニバーサルデザインの導入には非常に手間ひまがかかる。何よりも一つひとつにおいて従業員の理解が必要である」と語った。

研修会のようす
研修会のようす

 続いて行われた平森氏によるプレゼンテーションでは、冒頭、誰もが安心して外出・国内外旅行を楽しむためには「三位一体(観光・福祉・医療)」の連携が必要になるとし、顧客の声をどれだけ吸収できるかが課題になると述べた。

 その後、さまざまな障がい者や高齢者が、旅行に行くうえで困っていることに対するサポート事例がいくつか紹介された。平森氏は広島県の安芸グランドホテルでは、バリアフリー情報の〝見える化〟として、写真を用いて館内のバリアフリー情報を提供する「フレンドリーMAP」を作成していることを報告し、「それぞれが抱える困りごとがしっかりと〝見える化〟されているかが重要。モノよりも人の連携が必要になる」と伝えた。

 旅行会社や宿泊施設、運輸会社、観光施設のそれぞれができる情報の見える化については、「得意分野の取り扱いの見える化(旅行会社)」「宿生活移動導線の見える化(宿泊施設)」「車両の利用する場所の見える化(運輸会社)」「施設移動導線の見える化(観光施設)」を挙げ、すべてにおいてホームページ上に写真とコメントを入れることが、情報の見える化においては重要だと訴えた。

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