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No.414 注目集まるLGBT市場、国内の該当層は7.6%

2015年10月11日
編集部

注目集まるLGBT市場
国内の該当層は7.6%

 電通ダイバーシティ・ラボは4月、国内のLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)など性的少数者(セクシュアルマイノリティ)層に該当する人は7.6%、市場規模は5兆9400億円と発表した。東京・渋谷区は同月、日本で初めて「同性パートナーシップ条例」を施行。世界では6月、全米で同性婚が合法化されるなど世界的に多様性を受け入れる動きが加速している。今後、ますます訪日外国人観光客が増えるなか、LGBT市場にも注目が集まる。
【飯塚 小牧】
 

 
 電通のダイバーシティ(多様性)課題対応専門組織「電通ダイバーシティ・ラボ」は4月、全国の6万9989人を対象に「LGBT調査2015」を実施。前回の12年に行った同調査ではLGBT層が5・2%だったのに対し、今回は7・6%と増加した。人口比率では964万人となり、これはAB型の血液型の人と近い割合という。

 また、総務省の家計調査と家計消費状況調査データを踏まえ、LGBT層の商品・サービス消費市場規模は22カテゴリーで5兆9400億円と試算。このなかで、国内旅行費は762億円、海外旅行費は290億円。

 さらに今回はLGBT該当者の消費だけではなく、周辺の一般層でLGBTを支援、支持することにより生じる消費に注目。セクシュアルマイノリティ活動のシンボルとして世界的にレインボーが使われることから、同社はこれを「レインボー消費」と名付けた。今後は、多様性が社会に受け入れられることで生まれるレインボー消費の調査を進めるという。…

 

※ 詳細は本紙1604号または10月15日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

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