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太田大臣に要望書、第3滑走路の早期実現を、成田周辺地域

16万人の署名と要望書を提出
16万人の署名と要望書を提出

 成田空港の周辺地域14団体で構成する「成田第3滑走路実現する会」(会長=池内富男・成田商工会議所会頭)は4月27日、国土交通省の太田昭宏大臣に「成田国際空港第3滑走路実現に係わる署名簿・要望書」を提出した。自民党成田国際空港推進議員連盟の二階俊博会長らが立ち会うなか、地域住民など16万6116人の署名を持参し、第3滑走路の早期実現を訴えた。

 提出後に報道陣の前に立った池内会長は、「今回の署名は以前、反対派や中間派だった人を一軒一軒まわり集めた。重い一票一票で、成田を新しいものに変えていきたいという熱意の表れ」と語り、要望書内でも「地元住民および千葉県民および意のある方々の『真摯な思い』」と強調した。

 第3滑走路を要望した理由については「国土交通省は、首都圏空港の国際線は上限3%の需要で2022年にパンクすると予測しているが、外国人観光客の急増などでもっと早くなるのではないかと考えている」とコメント。2020年までに周辺アジア諸国の仁川や香港、ジャカルタ、上海などの空港が発着枠拡大を計画していることにも触れ、「対抗するためには羽田と成田の両空港が拡大しなければならない」と語った。太田大臣の反応については「成田空港の機能充実は重要だというニュアンスの言葉をいただいた」と紹介した。

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