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LCCターミナルビル、4月8日から供用開始(NAA)

LCCターミナル外観イメージ
LCCターミナル外観イメージ

 成田国際空港(NAA、夏目誠社長)はこのほど、整備中のLCCターミナルについて、2015年4月8日に「第3旅客ターミナルビル」として供用開始することを発表した。延床面積は約6万6千平方メートル、旅客取扱能力は年間750万人。

 現時点で、入居予定の航空会社はジェットスター・ジャパンと、バニラエア、春秋航空日本の3社だが、石指雅啓取締役によると、ほかにも興味を持っている航空会社はあり、今後増える可能性もあるという。また、第3旅客ターミナルビルの利用は、「同ターミナルに拠点を置く航空会社に限るものではない」とした。

 第3旅客ターミナルビルへのアクセスは、鉄道と自家用車の場合は第2旅客ターミナルビルから約500メートルのアクセス通路を歩くか、シャトルバスの利用。高速バスとタクシーの場合は第3旅客ターミナル専用のバス乗降場にアクセスする。チェックインは、国内・国際線ともに本館2階の同一エリアで対応し、24時間営業のコンビニエンスストアや書店なども開業予定。同じく2階には国内空港最大の座席数400席程度のフードコートも設置し、深夜から早朝の時間帯は休憩スペースとして開放する。

 また、同ターミナルビル供用に合わせ、旅客サービス施設使用料(PSFC)などの料金体系を変更。これまで国際線利用客のみの負担だったものを国内線にも導入する。第3旅客ターミナルビルの国内線は、第1・2ターミナルビルに比べ約1割、国際線は約4割安く設定。PSFC料金について、石指取締役は「LCCターミナルの成功例である関西国際空港第2ターミナルと同水準」と説明した。

 なお、NAAのLCCシェア率(発着回数ベース)は、12年度の6・1%から、13年度13・1%、14年度4―9月累計19・3%と拡大中で、14年冬ダイヤ開始時には21・5%に上る。国内・国際の内訳は、14年度4―9月累計で国際線が5・9%、国内線が60・2%と、国内線はついに6割に達した。

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