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鳥取と岡山が共同開設、とっとり・おかやま新橋館、9月28日開店

9月28日にグランドオープンした「とっとり・おかやま新橋館」
9月28日にグランドオープンした「とっとり・おかやま新橋館」

 鳥取県と岡山県の共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」が9月28日、東京・港区新橋にグランドオープンした。同館のキャッチフレーズは鳥取県名産の「梨」と岡山県名産の「桃」をモチーフに、心のこもった「ももてなし」に決まった。

 JR新橋駅から徒歩1分という好立地で、1階は物販スペース、2階は軽飲食と催事スペース、観光・移住コーナーの2フロア構成。物販と軽飲食に関しては鳥取県の蔵元「稲田屋本店」に運営委託した。店舗の敷地面積は延べ約950平方メートルで、以前にあった鳥取県単独のアンテナショップに比べ、3倍以上のスペースとなった。

 1階では鳥取県と岡山県で生産された特産品や民工芸品などを展示・販売する。農畜産物や生鮮食料品など、新鮮な商品も展開。プロモーションゾーンでは、両県の生産者による直接販売も実施する。営業時間は午前10時―午後10時。

 2階にはビストロカフェ「ももてなし家」をオープン。両県の食材を洋風にアレンジした料理を提供する。ランチタイムは新鮮な野菜を、カフェタイムは旬のフルーツを、ディナータイムはお酒と組み合わせて地元の味を楽しむことができる。営業時間は午前10時―午後11時。このほか2階には、物産展や説明会などが開催できる催事スペースと、観光・移住コーナーを設置。両県の職員が常駐し、観光案内や移住の相談に対応する。

 また、両県の地元企業が首都圏における情報収集や販路開拓を支援するため、レンタルオフィスのビジネスセンターを設置。各県8ブース、計16ブースのほか商談室も用意した。

 グランドオープン前日の9月27日には、内見会と開設記念レセプションを開いた。両県から平井伸治鳥取県知事と伊原木隆太岡山県知事も参列し、鳥取と岡山の樽酒で盛大に鏡開きを行った。

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