国内旅行情報メディア「夢旅…」をオープン BeA
2020年10月8日（木） 配信
インバウンド誘客事業などを手掛けるBeA（武内大社長、東京都渋谷区）は10月2日（金）に国内旅行情報メディア「夢旅…」をオープンした。旅行者が旅マエや旅ナカでも簡単に情報が得られるように、記事や動画などさまざまなコンテンツを組み合わせて発信する。各地域のまだ知られていない魅力を紹介し、旅行に出掛けるきっかけ作りができるメディアを目指す。
「夢旅…」は、SNSやテレビで気になった場所をすぐに調べられるのが特徴。「どうやって行けばいいのか？」「周辺にはほかにどんな素敵なスポットがあるのか？」「おいしいご飯は？」などの疑問を一度に解決でき、一つの情報から別の新しい魅力を見つけられることや、旅行プランが立てやすいことも魅力だとアピールする。
同社はこれまで訪日外国人に向けさまざまなSNSや観光情報メディアを活用して日本の魅力を伝え、誘客を行ってきた。そうしたなかで、「旅行前の情報収集の煩わしさ、難しさ」が旅行を決断する際に大きなハードルになることを実感。情報収集に疲れて旅を断念する人も多いことから、一括で情報収集できるメディアが必要だと判断した。
一方、コロナ禍での開設となったが、厳しい状況に置かれている観光業界で、少しでも多くの事業者が生き残っていけるような環境を作りたいと決意した。
同社は今後の目標として「日本には1700以上の市町村があり、すべての市町村に魅力が隠れている。小さな隠れた魅力を発掘し、日本の隅々まで余すことなく紹介していく」とし、「国内外問わず、多くの人々が日本中を旅するきっかけを作るメディアになることを目指す。近い将来は、旅行経験を通して地方への移住定住のきっかけを作れるようなメディアにまで成長させ、観光を起点に『地方創生』の一翼を担っていく」と意気込む。
