JR東日本×handy  インバウンド向けサービスで連携 快適な移動環境を

2019年8月27日(火) 配信

JR-EAST traininfoイメージ

 宿泊施設客室備え付けスマートフォン「handy※1」を展開するhi Japanはこのほど、東日本旅客鉄道(JR東日本)と連携し、handyを活用した「JR-EAST Train Info※2」アプリの利用促進トライアルを行うと発表した。国内のホテルにあるすべてのhandyにアプリを事前にインストールし、鉄道の乗換案内や運行情報を手に入れやすくすることで、快適な移動環境の実現をはかる。

  トライアル期間は2019年9月1日~2020年3月31日まで。観光庁によるアンケートでは、外国人旅行者の約76%が在来線(新幹線以外の鉄道)を利用する一方、うち約23%がルート検索やきっぷ・ICカード購入時などに不便さを感じていたという。今回の取り組みでアプリを活用してもらい、乗り換え方法の分かり辛さや、運休・遅延といったリアルタイムの運行情報の入手の難しさといった課題解決も目指す。

  一方、トライアルに併せ、「Welcome Suica※3」の認知度向上と利用促進を目的に、Suicaのペンギンオリジナルグッズをプレゼントするhandyユーザー限定のキャンペーンも実施する。

Welcomesuicaイメージ

 対象ホテルの宿泊者がJR EAST Travel Service Centerなどで「Welcome              Suica」(※3)を購入し、handy上から同CPにエントリーすれば、Suicaのペンギンオリジナルグッズがもらえる。

 期間は2019年9月1日からで、プレゼントが無くなり次第終了する。対象ホテルは、東京ステーションホテルと、ホテルメトロポリタン、JR東日本ホテルメッツ 渋谷。

※1「handy」:宿泊施設客室備え付けスマートフォン、国内ホテル約1,400施設、約15万室に展開(2019年7月現在)

※2「JR-EAST Train Info」:訪日外国人旅行者等に向けて、列車の運行情報や、シームレスなルート案内を提供するアプリ。英語、韓国語、中国語(簡体・繁体)に対応

※3 預り金(デポジット)なしで28日間使用できる訪日外国人旅行者向けICカード。鉄道・バスなどのほか、電子マネーとして利用可能

東急電鉄所有の観光列車「THE ROYAL EXPRESS 」、北海道周遊コースの概要が決定

2019年8月27日(火) 配信

「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」列車デザインイメージ

 北海道旅客鉄道(JR北海道、島田修社長)と東京急行電鉄(東急電鉄、髙橋和夫社長)は8月22日(木)、東急電鉄所有の観光列車で北海道内をめぐる「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」のコース概要を発表した。道央や道東エリアを列車とバスでめぐる3泊4日の周遊プランで、2020年8月の催行を予定している。北海道胆振東部地震の影響を受けた北海道の観光振興と地域活性化をはかる。

 行程は、1日目に札幌を出発後、石勝線や根室本線などを経由し、道央の池田駅へ。宿泊する十勝エリアまでバスで移動する。2日目は釧路駅から釧網本線で道東の知床斜里駅まで走行し、知床エリアに宿泊。3日目は知床斜里駅から釧網本線と石北本線、一部バスを利用し、旭川駅まで移動する。宿泊は富良野エリアとなる。4日目は旭川駅から函館本線で札幌駅に帰着する。

 運行は4回程度を予定。いずれも札幌を金曜に出発し、月曜に帰着する。発売は20年2月の予定で、発売日や旅行代金は決定次第、発表される。

 列車は、東急電鉄の観光列車「THE ROYAL EXPRESS 」と電源車をJR北海道所有の機関車がけん引する。機関車は「北海道の力強く明るく元気な太陽の色・収穫の色」をイメージした「橙・オレンジ」にすることを決定した。

 電源車は「『THE ROYAL EXPRESS 』のロイヤルブルーとオレンジを粋につなぐ色」として、「白・ホワイト」をメインカラーにする。一部の駅は旅を彩る演出として装飾を施す予定。列車と駅の装飾は「THE ROYAL EXPRESS 」を手がけた水戸岡鋭治氏がデザインを行う。

駅装飾イメージ©ドーンデザイン研究所

 JR北海道と東急電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、日本貨物鉄道(JR貨物)の4社が19年2月、観光列車の走行プロジェクトを立ち上げた。鉄道事業者が連携し、観光列車を魅力ある旅行商品に作り出すことで、北海道の観光資源を発信していく。JR東日本は電源車を東急電鉄に譲渡し、JR貨物は「THE ROYAL EXPRESS 」などの車両を北海道まで回送運搬する。

 「THE ROYAL EXPRESS 」は普段、横浜―伊豆急下田間を走行する伊豆観光列車で、定員は国内最大級の約100人となっている。客車のほか食堂車やキッチンカー、結婚式などが行えるマルチカーの8両編成で、車両ごとにデザインが異なる。先端技術と職人技を組み合わせた豪華絢爛な空間を提供し、これまでに約9千人弱が利用している。

トラベルコ、7月の海外ツアー検索人気ランキングを発表

2019年8月27日(火)配信

サイパンのビーチ(写真はイメージ)

 700以上の旅行サイトが多彩な旅行プランを掲載するサイト「トラベルコ」を運営するオープンドア(関根大介社長、東京都港区)は、同サイトでの2019年7月の海外ツアー検索人気ランキングTOP20と人気急上昇の旅行先を発表した。

トラベルコ海外ツアー 検索人気ランキングTOP20

[ 1位] ソウル (韓国)
[ 2位] 台北 (台湾)
[ 3位] グアム (グアム)
[ 4位] ホノルル (ハワイ)
[ 5位] バンコク (タイ)
[ 6位] バリ島 (インドネシア)
[ 7位] 香港 (香港)
[ 8位] セブ (フィリピン)
[ 9位] シンガポール (シンガポール)
[10位] 上海 (中国)
[11位] 釜山 (韓国)
[12位] ダナン (ベトナム)
[13位] プーケット (タイ)
[14位] ニューヨーク (アメリカ)
[15位] パリ (フランス)
[16位] ホーチミン (ベトナム)
[17位] ケアンズ (オーストラリア)
[18位] サイパン (サイパン)
[19位] 済州 (韓国)
[20位] バルセロナ (スペイン)

 ※2019年7月1~31日にトラベルコ海外ツアーの行き先として検索された回数を基に集計

[トラベルコの見解]

 台北が4月以来、3か月ぶりにグアムから2位の座を奪還。香港はデモが大規模化して警官隊との衝突が報じられた7月下旬から検索数が低下し、前月5位から7位となった。サイパンは18年9月以来10か月ぶりのTOP20ランクインした。

 スカイマークが8・9月の夏休み期間中に成田―サイパン直行便をチャーター便として運航することを6月下旬に発表したが、そのことが7月に放送された人気がある経済ドキュメンタリー番組でサイパンの魅力とともに取り上げられたことで検索数が急増し、久しぶりのTOP20入りにつながったとみている。

トラベルコ海外ツアー 人気急上昇の旅行先

 18年7月の海外ツアー検索人気ランキングと比較した人気急上昇の旅行先は、下の通り。

[ 46位 → 34位] ウラジオストク (ロシア)
[ 85位 → 58位] パース (オーストラリア)
[ 93位 → 60位] ボラカイ島 (フィリピン)
[111位 → 80位] 仁川 (韓国)
[ 92位 → 82位] カッパドキア (トルコ)
[104位 → 83位] 西安 (中国)
[115位 → 90位] ナポリ (イタリア)
[108位 → 94位] モスクワ (ロシア)
[116位 → 95位] パレルモ[シチリア島] (イタリア)

 ※2018年・2019年7月のトラベルコ海外ツアー検索人気ランキングを比較し、前年より10以上順位が上がり、100位以内にランクインしている都市

[トラベルコの見解]

 前年同月46位から34位となったウラジオストクは、7月終盤にJAL・ANAが相次いで20年3月の成田—ウラジオストク路線の就航を発表したことによるもの。前年同月108位から95位へと21ランクアップしたパレルモは、人気があるクイズ番組でシチリアが取り上げられ、時代によって文化や宗教の異なるさまざまな国の支配を受け、今なおその影響が見られるシチリア島の魅力が詳しく紹介されたことで検索数が急上昇したとみている。

「トラベルコ」海外ツアーページ

ピーチと鹿児島県、「奄美群島応援団」発足 就航地の利便性向上はかる

2019年8月27日(火) 配信

(左から)美反園訓鹿児島県知事、井上慎一CEO

 ピーチ・アビエーション(井上慎一CEO)はこのほど、鹿児島県と「奄美群島応援団」を立ち上げ、奄美群島の「観光資源開発」と「来島促進」、「経済貢献」を3つの柱とした地域活性化と経済発展を目指す取り組みを共同で行うと発表した。就航地での利便性を向上することで、同社の航空需要を喚起をする。

 同取り組みは、鹿児島県の地元企業や自治体の主体的な取り組みを各パートナー企業とそれぞれの専門領域を生かしながら、連携協力してサポートするもの。

 第1弾として、奄美大島信用金庫とスマホ決済サービス「Origami Pay」を提供するorigamiとともにキャッシュレス化の促進をはかる。キャッシュレス決済の浸透不足は、訪日旅客を呼び込む際の大きな障害の1つになっているとの認識から、キャッシュレス化の普及により、観光地としての魅力がより高まることが期待されている。

 同社は今後も国内の潜在需要の喚起と訪日旅客の取り込みによる恒常的かつ安定的な観光客流入と、その消費を促すための環境整備に向けた施策を関係者と進める。

 井上慎一CEOは「就航地を盛り上げることにも尽力してきた。チーム一丸となった取り組みにより、アジアにも奄美群島の魅力が伝わって、奄美群島とアジアとのつながりを広げていきたい」とコメントした。

 

 

 

東京急行電鉄 4カ国語で駅構内・列車内のアナウンス開始

2019年8月26日(月)配信

利用イメージ

 東京急行電鉄はこのほど、2019年8月26日(月)から駅構内・列車内のアナウンスを4カ国語で案内開始すると発表した。世田谷線・こどもの国線を除く東急線全駅と、東急線内の全列車に順次導入していく。

 同取り組みは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどに向けて、今後増加する訪日外国人が安全・安心・快適に東急線を利用してもらうことを目的に、ヤマハが開発した音響通信技術「SoundUD」を用いた音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」を活用したもの。

 「おもてなしガイド」の放送用アプリを、駅係員や乗務員に配布しているタブレット端末にインストールすることで、災害・輸送障害時の計画運休・間引き運転・折返し運転などに関する案内のほか、駆け込み乗車といった注意喚起など、48種類のアナウンスを日・英・中・韓の4言語で放送する。駅構内では駅の放送装置とタブレット端末を接続し構内放送を行い、列車内では車掌マイクを通じてタブレット端末から発せられる音声を放送できる。

「おもてなしガイド」で訪日外国人の案内をさらに強化

 さらに、同社が駅・列車でアナウンス音声とあわせて「おもてなしガイド」アプリに音声トリガーを流す。乗客は、スマートフォンなどにインストールした同アプリで受信することで、放送内容を13言語からアプリ上に表示させることもできる。これにより、訪日外国人がスマートフォンなどを通じて、駅などの放送内容を文字情報で確認できる。

 アプリに対応する13言語は、日本語、英語、中国語(簡/繁)、韓国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、タイ語、タガログ語、ベトナム語、マレー語、インドネシア語。

 同社では、これまで駅の改札窓口などでの1対1の多言語案内強化に取り組んできたが、「おもてなしガイド」を活用することで、とくに災害・輸送障害時に、より多くの訪日外国人に迅速かつきめ細かな情報提供を行っていくとしている。

観光庁、オーバーツーリズム対策へ 日本版「持続可能な観光指標」の初会合開く 

2019年8月26日(月) 配信

検討会のようす。髙科国際観光部長があいさつ

 観光庁は8月23日、オーバーツーリズム(観光公害)に対する日本版の「持続可能な観光指標」に関する初会合を開いた。訪日外国人旅行者数は好調に伸びる一方、一部地域では混雑やマナー違反などの観光公害に頭を抱えている。今回の指標により地域の実態把握し、課題の早期発見や防止策を打てるようにする。

 同庁は昨年6月に「持続可能な観光推進本部」を設置し、今年6月には報告書をとりまとめた。このなかで、国際基準に準拠した「持続可能な観光指標」を開発・普及することとした。今回の検討会で「持続可能な観光指標」を具体化。指標のもと、地方自治体やDMOらは、観光公害対策などを含む観光地経営を進めていく方向だ。

 同庁の髙科淳国際観光部長は「我が国の観光地の特性を反映した日本版の指標、またその普及方策についても議論してもらいたい」とあいさつした。

第1回「持続可能な観光指標に関する検討会」の開催について | 2019年 | 報道発表 ...
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000288.html
2008年(平成20年)10月1日に発足した観光庁の公式ウェブサイトです。観光庁の紹介や観光立国実現のための施策などを紹介しています。

秋葉原で「秋フェス2019秋×アズールレーン」開催決定 秋葉原の約100店舗とコラボCP

2019年8月26日(月) 配信

9月1日スタート

 秋葉原関連企業の出資で街の観光活性化のために設立されたAKIBA観光協議会(泉登美雄代表、東京都千代田区)は9月1日(日)から秋葉原で、「秋フェス2019秋×アズールレーン」を行うと発表した。 Yostarとコラボレーションをし、人気ゲームアプリ「アズールレーン(Yostarが開発)」リリース2周年に合わせて、秋葉原約100店舗とコラボキャンペーンを実施するなど街を盛り上げる。

リーフレットイメージ

 コラボCPは9月1月(日)~ 9月30日(月)の期間限定となる。秋葉原各所に置かれたスタンプラリー用のリーフレットを手に取り、全4カ所を巡りスタンプを集めれば、交換所のアニメイト秋葉原別館(千代田区外神田1-2-13)で、先着1万人に景品をプレゼントする。

 このほか、対象店舗で買い物・飲食をすれば、1000円毎につき1枚秋フェス限定カード(全22種)がもらえる企画や、 特設会場での物販イベントなどを行う予定だ。

 (C)2017 Manjuu Co.,ltd & Yongshi Co.,ltd All Rights Reserved.

(C)2017 Yostar Inc. All Rights Reserved.

「井川今日子のおもてなし接客術(38)」 「動画マニュアルで生産性向上を」

2019年8月25日(日) 配信

動画でのマニュアルも効果があります

 旅館の接客マニュアルを、動画で作成しようとする旅館が増えてきています。
 「百聞は一見に如かず」ということわざの通り、紙に書かれたものを読んで理解するより、実際の動きを見てもらった方が教える側は伝えやすいし、学ぶ側も理解しやすいのは、皆さんご承知の通りです。
 私が、紙ベースの接客マニュアルの作成と定期的な研修も担当している旅館が、動画マニュアルを作成しました。
 これが非常に良くできていて、これからのスタッフ教育だけでなく、旅館経営に大いに役立つ構成となっています。動画では、いわゆる“仲居さん”が担当する場面が、すべて収められています。
 動画マニュアルの特徴は、お客様の動きやスタッフの接客の“流れ”があるため、自然と実際の接客場面に近い状況(応用編)を作り出すことができ、紙ベースのマニュアルでは補いきれない部分も動画ではカバーできることです。
 この旅館の動画が優れているのは、接客の動きだけではなく、座学などで教育するような内容も動画にまとめていることです。
 旅館のホームページや地図を用いながら、旅館の歴史や立地、東京、大阪など大都市からの距離や時間、宿泊客が訪れる周辺の観光地についてセミナー形式で説明しています。
 ほかにも、本来なら歩き回って行う館内ツアーも、動画を駆使して案内しています。旅館の規模にもよりますが、本来なら1―2時間も掛かってしまう館内ツアーです。
 説明したいことは数十分で済むのに、館内の移動時間に多く時間が取られてしまうのが悩みの種でしょう。それが、動画で編集できるため、ムダな移動時間を省いて説明に集中する研修に仕上げることができます。
 旅館の社員は3年勤めれば上等と言われています。人によっては数カ月で退職してしまうかもわからない。そうした社員に掛ける研修は、なるべく時間を掛けずに効率良く行うことが求められます。
 この動画マニュアルの内容はすべて研修しようとすると、丸1―2日かかると思いますが、動画では2時間半で済みます。
 新人スタッフとは直接コミュニケーションを取るべきとか、コミュニケーションが希薄になるのではと懸念する方もいらっしゃるかもしれません。
 決まりきった説明は動画で十分です。そこで余った時間を個人面談など通して個々人の分からないことや不安な点、考えなどを聞き出す方が、よほど有益だと思います。
 「生産性向上」や「働き方改革」にも直結する動画マニュアルの導入を、ぜひ検討されてみてはいかがでしょう。
 なお、このような動画マニュアルは、紙ベースの接客マニュアル無しに一足飛びに作るのは不可能ということは付け加えておきます。

(おもてなしコンサルタント 井川 今日子 )

コラムニスト紹介

井川 今日子 氏

おもてなしコンサルタント 井川 今日子 氏

大学で観光学を学んだ後、船井総合研究所を経て、10年に観光文化研究所入社。全国の旅館や観光協会を中心に、女性の感性を活かした集客・固定客化支援で活躍中。商品戦略や販売促進、現場接客サービスなど多岐にわたり提案。

商船三井客船のクルーズ客船「にっぽん丸」、海保の大型旅客船災害想定救助訓練に協力

2019年8月23日(金) 配信

訓練のようす(提供:海上保安庁)

 商船三井客船(山口直彦社長)はこのほど、海上保安庁第三管区海上保安本部が中心となり行われた大型旅客船災害想定救助訓練に協力した。横浜港で同社のクルーズ客船「にっぽん丸」(全長166.6㍍、2万2472㌧)を使い、災害時さながらの訓練が行われた。

 来年の東京五輪・パラリンピック開催を見据え、訓練は「東京港を航行中の船内で、体調不良を訴える乗客が多数発生した」との想定で実施された。東京消防庁や横浜市消防局、神奈川県警なども参加し、停泊中の「にっぽん丸」に消防庁の消防艇「おおえど」が接舷し、隊員が移乗して乗客を救出する訓練などを行い、手順などを確認した。

【訓練】乗客を「にっぽん丸」から消防艇に誘導するようす(提供:商船三井客船)

「にっぽん丸」の概要

総トン数:2万2472㌧

全長:全長166.6㍍

旅客定員:最大524人(ツインベース 398人)

客室:202室

乗組員数:230人

全幅:24.0㍍

喫水:6.6㍍

神奈川県・大山地域で歴史と文化を体感できる日帰りツアー開催

2019年8月23日(金) 配信

精進おとしライブ 日本舞踊 花柳源九郎(イメージ)

 小田急電鉄(星野晃司社長、東京都新宿区)と小田急グループの小田急トラベル(佐々木文信社長、東京都渋谷区)、日本芸能実演家団体協議会は10月26日(土)、神奈川県・大山地域でガイド付き日帰りツアー「歴史・文化を体感! 令和版・日本遺産『大山詣り』と精進おとしライブを楽しむ」を開く。

 神奈川県の観光エリア「丹沢」に位置している「大山」は、大山阿夫利神社や大山寺などの由緒ある神社仏閣が存在し、昔から多くの参拝者でにぎわう人気のスポットとなっている。同ツアーは、江戸時代に流行した「大山詣り」を再現したもので、俳優が扮する「江戸っ子案内人」と共に地域の歴史や文化を体感できる。

 参加者は行衣をまとい、阿夫利神社下社を目指す。阿夫利神社本殿の「正式参拝」では、神楽舞(倭舞)の奉納と共にお祓いを受けて身を清める。下山後には、老舗の宿坊「東学坊」で、大山名物「とうふ料理」の食事を楽しみながら、若手実演家による太神楽、日本舞踊、三味線の「精進おとしライブ」を鑑賞する。

 同ツアーは、「日本人と自然」をテーマに日本の美を国内外に発信し、次世代へ伝えることでさらなる未来の創生を目指す国家プロジェクト「日本博」主催事業の一環として実施され、全国6カ所で行われる日本遺産を活かした伝統芸能ライブ「NOBODY KNOWS」のプログラムとなる。

「歴史・文化を体感!令和版・日本遺産「大山詣り」と精進おとしライブを楽しむ」概要

ツアー名:歴史・文化を体感!令和版・日本遺産「大山詣り」と精進おとしライブを楽しむ

実施日時:2019年10月26日(土)

①Aコース 午前8:45~午後2:50

②Bコース 午前11:15~午後5:35

行程:伊勢原駅~宿坊「東学坊」~女坂~大山阿夫利神社下社(正式参拝)~東学坊(食事・精進おとしライブ)~現地で自由解散

旅行代金:1万1300円(1人あたり、税込)

※OPクレジットカード会員は1万800円

※子供(4歳~小学生)は500円引き

募集人員:各40人

申し込み:小田急トラベル 小田急旅の予約センター 03-3379-6199(午前10:00~午後6:00)

小田急トラベルホームページ

※9月3日(火)午後3:00~から発売開始

プログラム主催:文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)

共催:大山阿夫利神社

後援:伊勢原市

旅行企画・実施:株式会社 小田急トラベル