「トラベルスクエア」特典与えるなら「太っ腹」で

2019年9月23日(月) 配信

外国人観光客の特典はどうせやるなら「太っ腹」に(写真はイメージ)

 今年の夏もドイツ・フランクフルトに在住の実姉のところに25日間、ホームステイしてきた。まさに旅行というより、暮らしに行く感じだが、それだけに姉夫婦のドイツでの日常の過ごし方が分かって興味津々だ。
 
 そして、海外にいるからこそ分かる、日本のある種のサービス哲学の欠如が見えたりもする。
 
 ある日、姉がフランクフルトの日本領事館に用事があるから、一緒に行かないか、と誘いがあった。10月中旬に、今度は逆に姉たちが日本に帰省して我が家を拠点に日本を回ったりするので、そのためのジャパンレイルパスの発行願いに行く、というのである。
 
 「そんなこと書面往復でできないの?」と聞くと、事前の手続きは郵便でやれても、最後は直接領事館まで行って、書類の直接手渡しなどだそうである。ただ、渡すだけ。待ち時間がなければ1分で済むことだ。
 
 しかも、それから1週間後パス発行の許可証が出るのだが、それも直接受け取りだ。2回も足を運ばなければならない。
 
 姉の場合はフランクフルトに住んでいるから、片道30分のドライブでいいが、これが近隣の諸都市、ドルトムントやケルンだったら、そのためだけに片道数時間かけなければならない。結構な仕事なわけだ。
 
 定額でJR乗り放題のこのパスはインバウンド客必携のものだが、こういう「サービス」を受けるために、どれだけ手続きの不便を強いられることか。JRさんが悪いのか、日本の外務省がいけないのか、よくわからないが、こういう外国人にお得なサービスは、もっと手続きを簡略化し、もっともっとユーザーフレンドリーにならないものか、と思う。誰もが入手しやすくして、どんどんJRを使ってもらう。その方が最終的には企業側もお得に思うのだ。
 
 勘ぐりに近いかもしれないが、日本のサービス業には特典を与えるけれど、そのために面倒な処理時効のハードルが高くて、面倒くさいや、と思えることが幾つもある。
 
 昔、都市ホテルでスムーズチェックアウトサービスというのがあった。朝の混雑時チェックアウトの行列に並ばないで済みますよ、というものだったが、それをするためにはチェックイン時に煩瑣な登録手続きをしなければならず、かえって面倒を感じたものだ。早いチェックアウトのためにチェックイン時に、待たされる。これって何なの?と思ったものだ。
 
 それにジャパンレイルパスは新幹線での、のぞみの乗車が不可。これの評判がすごく悪い。
 
 割引客を増やしたくない気持ちは分かるが、どうも煮え切れない。一旦、ユーザーに特典を与えようというのなら「太っ腹」で使ってもらうほど嬉しいという態度でいられないものだろうか?

 

コラムニスト紹介

松坂健氏

オフィス アト・ランダム 代表 松坂 健 氏
1949年東京・浅草生まれ。1971年、74年にそれぞれ慶應義塾大学の法学部・文学部を卒業。柴田書店入社、月刊食堂副編集長を経て、84年から93年まで月刊ホテル旅館編集長。01年~03年長崎国際大学、03年~15年西武文理大学教授。16年~19年3月まで跡見学園女子大学教授。著書に『ホスピタリティ進化論』など。ミステリ評論も継続中。

 

 

「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(9月号)」

2019年9月22日(日) 配信

http://zoomjapon.info

〈巻頭言〉

クロード編集長

 フランスも年々休暇の分散化が進んでいます。8月に休みを取るのは、とくに子供のいる家庭を中心に全体の約40%。次に多いのが、9月。約700万人のフランス人が、ハイシーズンを避けて、安価で人混みの少ない9月をバカンス時期に選びます。主な旅行先は、ギリシャやスペインなど近隣諸国が多いものの、日本人気も記録的な高まりを見せ、日本を訪れるフランス人旅行者数は、年間15万人だった10年前に比べると、現在は倍以上に増加。リピーターも多く、彼らはより観光客の少ない地域を目指して旅立ちます。そこで、本誌9月号ではまだまだ外国人観光客がまばらな東京の下町、昭和の情緒が残る葛飾区の魅力に着目しました。文化面では、春日部の庄和排水機場、別名「地下神殿」の圧巻の見学コースを紹介。 旅ページでは尾瀬国立公園を訪れています。

(編集長 クロード・ルブラン)

特集 「東京・葛飾へようこそ」

アニメの聖地でもある葛飾に立つ「こち亀」像

 過去70年来、東京都は、都市開発に伴い、過去を消すように古い建物を崩してきた。その結果、画一的なビルが建ち、各地域はその個性や魅力を失い始めている。葛飾区はそれらの開発の手を逃れた貴重な地区だ。戦後の香りが漂う、この東京に残された最後の労働者のまちを探索した。■日本映画でおなじみの寅さんが生まれた柴又。帝釈天や参道、寅さんミュージアムを訪れて、古き良き時代にタイムスリップしたい。■「こちら葛飾区亀有公園前派出所」や「キャプテン翼」など、人気漫画の舞台となった葛飾での「聖地巡礼」が人気。両さんや翼の像を探そう。■玩具のまちとしての歴史も持つ葛飾区。大正期に建てられたセルロイド工場に始まり、その後、リカちゃんを生んだタカラ(現タカラトミー)、キューピー人形の生産で知られるオビツ製作所などが日本製おもちゃの発展を支え続けている。■月間雑誌「ガロ」でも知られる漫画家・つげ忠男氏に聞く、幼少期を過ごした葛飾区立石と、その暮らしが作品に及ぼした影響。■立石を歩く。仲見世通り、中川沿い、住宅地と町工場跡、呑んべい横丁など、都市開発でいつか姿を消してしまうかもしれない下町の日常を巡る。

〈ZOOM・JAPON 編集部発 最新レポート〉モチブーム真っ只中

パリで販売されている餅アイス

 日本食ブームに乗って、寿司や天ぷら以外にも、パリではたこ焼きやお好み焼きなどいわゆるB級グルメを提供する店もどんどん増えてきました。また、柚子や抹茶フレーバーは、日本食店に限らず、幅広いシーンで重宝されています。これらに加えて、昨今急激に需要を増やしているのが、「餅アイス」。アイスクリームをモチモチの皮で包んだ、いわゆるロッテの「雪見だいふく」みたいなアイス、というのが日本人には一番伝わりやすいかと思います。仏語では「モチグラッセ」と呼ばれ、数年前から多少話題になってきましたが、本格的に人気に火がついたのは今年。有名スーパーマーケットのチェーン店でも取り扱い始め、それまではアメリカやイギリス産が主でしたが、生産・販売のために起業するフランス人も登場。値段は店頭で1つ200円程度、レストランでは300―400円。チョコレート、ストロベリーなどスタンダードな味に加え、マンゴーやココナツ、そして抹茶、黒ごま、桜など日本風味も人気。餅ブームは、アイスばかりでなく、餡子がたっぷり入った大福にも及んで、豆大福やいちご大福、草餅など、なんでも「モチ」と呼びながら美味しそうに食べる姿が印象的です。

 

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旬刊旅行新聞 編集部〉

〈観光最前線〉コールドロンって何ですか

2019年9月21日(土) 配信

兵庫県赤穂市はカルデラの中にできた町らしい

 普通列車に乗ったときは、駅や周辺の建物に各地のキャッチコピーを探し、見つけるたびにメモしている。

 「南吉が青春を過ごしたまち」(愛知県安城市)に学校で学んだ記憶を手繰り寄せ、「月の引力が見える町」(佐賀県・多良町)では、どんな絵なのかと思案して。過ぎ行く景色を眺め、知らない地に思いを馳せるのが楽しい。

 そんなのんびりモードの旅を一変させたのも、奇遇かキャッチコピーだった。9月の午後、JR西日本赤穂線の備前福河駅に突如現れた「赤穂コールドロンの見える駅」――えっ何ですかそれとばかり、慌ててスマホのカメラをかざした。WEBで調べたら、火山構造性陥没地の総称、すなわちカルデラのことらしい。決着した後、ふと気づく。「うまく名所を刷り込まれたな」と。

【鈴木 克範】

〈旬刊旅行新聞9月21日号コラム〉観光教育 子供たちの前に大人が深く理解を

2019年9月21日(土) 配信

観光教育は子供たちの前に大人が深く理解を(写真はイメージ)

 観光庁は2020年度予算の概算要求で、「観光産業における人材確保・育成事業」に2億4700万円を求めた。「観光産業に携わる人材が質・量両面において不足している」(同庁)認識のもと、観光教育の充実に取り組んでいく考えだ。

 
 観光系大学では、経営や課題解決スキルなど専門能力の習得を目的とした「モデルカリキュラム策定」を支援する。また、「中核人材」の育成も重視している。旅館やホテル、旅行会社などで勤務する観光産業従事者には「社会人向け教育プログラム」を複数の大学で実施する。

 
 そして、近年は小学生や中学生の時期から、観光教育を導入すべきだと議論する機会が増えてきた。
 
 本紙9月1日号では、「観光教育~早期導入で業界へ優秀人材を~」をテーマとした特集記事を企画した。玉川大学教育学部教授の寺本潔氏と、立教大学名誉教授の村上和夫氏に、それぞれの立場から観光教育のメリットや課題などを語っていただいた。
 
 そのなかで、両氏が指摘したことは、「教員が観光教育の大切さを学ぶ必要がある」ということだ。
 
 寺本氏は「未だに『観光=遊び』と捉えて、『学校で扱うに相応しくない』と考える先生もいます。そのため、観光教育のメリットを発信する必要があります」と語っている。
 
 観光産業には旅館や旅行会社だけでなく、病院や警察、水道、ゴミ処理業者、地元の農水産業など、ありとあらゆる人たちが関わっている。これを、「まずは先生方に勉強してもらわなければならない」(寺本氏)というのが現状である。
 
 村上氏は、中学校と高校の教員のほとんどは、教育学部、理学部、文学部出身と指摘する。そのうえで「教育免許の更新時に、先生方に観光について教える機会を設けて、観光教育の拡大をはかることが望ましいと感じています」と提案している。
 
 教育現場を知る両氏の言葉は重い。子供たちへの観光教育を語る前に、大人が観光を深く理解する必要があることを思い知らされた。
 
 観光は間口が広く、誰でも学ぶことができる。特別な知識や高度な技術なども必要ない。小学生でも、100歳を超えても学ぶことが可能である。だが、間口の広さと敷居の低さゆえに、異業種からの参入もたやすい。観光を学んでいない人が「一時的なお金儲け」のために参入し、観光地の調和を壊したり、陳腐化を加速化させたりする例を嫌というほど見てきた。
 
 民間事業者だけではない。自治体の観光課に在籍する担当職員が観光をしっかりと理解していないために、「隣の自治体もやっているから」というだけの理由で、全国各地が横並びになる例も、嫌というほど見てきた。B級グルメブームで、似たような〇〇バーガーがあちこちでつくられる。「ゆるキャラ」をアピールすることに熱心な周回遅れの自治体……。やはり観光教育は大事だと思う。
 
 必要なことは、「観光」の視点を備えること。これさえ得られれば、「長期的な視野で物事を考える訓練」になるし、「真似や偽物ではダメだ」という本質を探究する目を養える。歴史や地理、語学、政治、経済、科学技術、芸術、文学、環境への関心など、あらゆる学問につながる「観光教育の大切さ」を広めたい。
 (編集長・増田 剛)

 

京成電鉄、今秋に新形式車両3100系の営業運転を開始 

2019年9月20日(金) 配信

新型式車両3100形(イメージ)

 京成電鉄は今秋、新形式車両3100系の営業運転を成田スカイアクセスで開始する。車両は、「受け継ぐ伝統と新たな価値の創造」をコンセプトに設計され、空港アクセスを担う車両としてより便利で快適な移動空間を提供する。

 外観デザインでは、成田スカイアクセスを走行することをより分かりやすくするため、同線の案内カラーであるオレンジを初めて取り入れた。別ルートである都心~成田空港間を結ぶ京成本線との誤乗車防止をはかる。また、デザインのアクセントとして飛行機や沿線各所のイメージイラストを車体に描く。

外観デザイン(イメージ)

 車内設備では、同社の通勤型車両では初めての取り組みとして座席の一部を折り畳み式とし、スーツケース置場としても利用できるよう工夫したほか、防犯カメラやプラズマクラスターイオン発生装置、フリースペースを導入した。

□新型車両3100系 概要

導入車両数:8両2編成、合計16両
※2020年以降も継続して導入を予定。

おもなサービス設備

スーツケース置場:

座席の一部をスーツケース置場等にも使用できる折り畳み式とし、1両に4カ所(先頭車は3カ所)設置。

収納腰掛(イメージ)

防犯カメラ:車内セキュリティー向上を目的に、1両に3台設置。

フリースペース・車いすスペース:

車いすやベビーカーを使用する乗客が利用できるフリースペースを中間車両に設置。先頭車両は、従来と同等の車いすスペースを設置。

LCD(液晶)車内案内表示器:17㌅LCD(液晶)車内案内表示器を各乗降扉上に2画面ずつ設置し、停車駅や乗り換え案内、広告の放映などを実施。

車内環境の改善:

空気の浄化効果のあるプラズマクラスターイオン発生装置の導入や空調制御ソフトの見直しなどを行い、車内環境の改善をはかる。

東海汽船の新造客船 3 代目「さるびあ丸」 進水式を見学 クラツーら旅行会社3社がツアーを造成

2019年9月20日(金) 配信

2013年11月橘丸進水式の様子

 クラブツーリズムとナショナルランド、トラベルロードの旅行会社3社はこのほど、 11 月 27 日(水)に三菱重工業下関造船所、江浦工場で行われる東海汽船の新造客船 3 代目「さるびあ丸」 進水式を見学ツアーするツアーを売り出した。

 クラブツーリズムのツアーでは進水式前日、「さるびあ丸」の整備中の船内で、ツアー参加者限定のプログラムを実施。また同社グループの東京ヴァンテアンクルーズのレストラン船「ヴァンテアン」で、トワイライトクルーズとコースディナーが楽しめるほか、ブリッジ特別見学も企画されている。

 一方ナショナルランドが造成したツアーでは、進水式終了後、チャーター船で進水式を終えたばかりの「さるびあ丸」をもう一度見ることができる。

クラブツーリズム

ツアー名:〈大人の社会科見学/ひとり旅〉「にっぽんの船舶コンチェルト 第2楽章~本州西端・下関で産声を上げし新たなるウェーキ~ 2日間」

基本料金:大人8万9千円

 

ナショナルランド

ツアー名:新しく生まれ変わる さるびあ丸 進水式見学ツアーin下関

基本料金:大人6万2800円(ツインルーム利用)、大人6万4800円(シングルルーム利用)

※1泊2日 大人1人

■ツアーのポイント
https://www.04998.net/新さるびあ丸進水式/
東京都知事登録旅行業第2-2174号 株式会社ナショナルランド TEL:03-3431-3001

トラベルロード

ツアー名:新造さるびあ丸 進水式見学ツアー

基本料金:大人4万9800円(1人)

※1泊2日。現地ホテル合流、下関駅または北九州空港解散は2万5千円

新造さるびあ丸進水式ツアー | 伊豆諸島ツアー・伊豆七島ツアー | トラベルロード
https://www.travelroad.co.jp/izu/special/sarubiamaru_launching_ceremony
トラベルロードの伊豆七島旅行、伊豆七島ツアー。客船、ジェット船(東海汽船)、飛行機で行く宿泊ツアーと日帰りツアーをご紹介します。

 

 

休暇村、貸切バスツアー「旅Q」発売 秋冬140コースを用意

2019年9月20日(金)配信

佐久島の「おひるねハウス」

 休暇村協会(河本利夫理事長、東京都台東区)はこのほど、ホテルに滞在しながら観光ができる貸切バスツアー「旅Q」を売り出した。すべてのツアーに添乗員資格を持つ休暇村のスタッフが同行するため、安心して参加できる人気が高い貸切バスツアー。マイカーを所有していない人や一人旅の人にも好評を得ている。

 休暇村は、優れた自然環境の中のリゾートとして、その土地ならではの魅力をより多くの人に楽しんでもらうため、2001年に国内旅行の旅行業に登録。すべての休暇村で絶景やトレッキング、グルメ、電車旅、祭りなどをテーマに、年間約500ものツアーを企画し、今年の秋から冬にかけて定番の紅葉狩りを含めた140コースのツアープランを用意している。

貸切バスツアー「旅Q」の一例

◆休暇村伊良湖(愛知県・休暇村発着)

佐久島の「カモメの駐車場」

 佐久島(さくしま)は、のどかな自然と「三河湾の黒真珠」と称される黒壁集落で知られる離島。近年、島内の体験型アート作品で人気を博している。伊良湖港からの定期便がないため「近いけれど遠い島」だった佐久島までチャーター便で移動、島を探訪する特別ツアー。「おひるねハウス」「カモメの駐車場」「佐久島の秘密基地/アポロ」といった有名アート作品を体験・鑑賞しながら「佐久島弘法巡り」で八十八ヶ所のプチお遍路体験もできる。

プラン名:

(チャーター便で特別な旅)島まるごとアートの世界へ 佐久島探検ウォーク

実施日:2019年10月7日(月)から1泊

旅行代金:1泊3食 1万8,600円~

日程:

1日目―各自チェックイン→夕食(ビュッフェ)

2日目―朝食後 休暇村出発(午前9:20)→伊良湖港→佐久島港→

 佐久島で約3時間半のフリータイム→弁当昼食(事前配布)→

 佐久島港→伊良湖港→道の駅 伊良湖クリスタルポルト→

 休暇村帰着(午後3:30) 解散

◆休暇村近江八幡(滋賀県・JR近江八幡駅南口発 大津港着)

休暇村近江八幡の安土饗応膳(イメージ)

 明智光秀は織田信長の天下布武を支えていたが、1582(天正10)年に光秀が製作した「安土饗応膳(あづちきょうおうぜん)」が引き金になり、本能寺の変が…とも。光秀の行動を現地の湖上から検証する。

プラン名:光秀の湖上焼き討ち、安土饗応膳、そして本能寺へ

実施日:2019年10月20日(日)から1泊

旅行代金:1泊3食 3万2千円~

日程:

1日目―JR近江八幡駅南口集合(午後1:00)→安土城天主 信長の館→

 安土城跡→休暇村近江八幡西館到着→特別講座→

 夕食(安土饗応膳をベースとした食事)

2日目―朝食後 休暇村近江八幡西館出発(午前9:00)→長命寺港→

 竹生島→海津沖→昼食→清水山城沖→大溝城沖→

 比良の砦沖→大津港着(午後4:30) 解散

◆休暇村奥武蔵(埼玉県・休暇村発着)

秩父ミューズパークのイチョウ並木

 関東屈指のパワースポット「三峯神社」と「秩父神社」を参拝。秩父ミューズパークでは約500本のイチョウ並木のトンネルを満喫する。また、秩父の銘酒「秩父錦」の醸造工場に酒造資料館、物産館を併設した観光酒造の酒づくりの森では地酒やワインの試飲も楽しめる。

プラン名:

 三峯神社・秩父神社と秩父ミューズパークのイチョウ並木・酒造りの森見学

実施日:2019年10月29日(火)から2泊

旅行代金:2泊5食 3万8千円~

日程:

1日目―各自チェックイン→夕食(ビュッフェ)

2日目―朝食後 休暇村出発(午前9:00)→三峯神社→昼食→

 秩父ミューズパークのイチョウ並木→酒作りの森→

 秩父神社→休暇村帰着→夕食(ビュッフェ)

3日目―朝食後 各自チェックアウト

◆休暇村讃岐五色台(香川県・休暇村発着)

SNSで話題の「父母ヶ浜」

 米紙ニューヨーク・タイムズが発表した「2019年に行くべき52ヶ所」の第7位に選ばれた瀬戸内海に位置する「紫雲出山(しうでやま)」、天空の鏡とも呼ばれるウユニ塩湖のような写真が撮れると話題の「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」、SNSで人気の天空の鳥居「高屋神社(たかやじんじゃ)」。映える写真が撮れる、今話題のスポットをめぐる。

プラン名:天空の鳥居、父母ヶ浜、紫雲出山巡り

実施日:2019年10月15日(火)、11月25日(月)から各2泊

旅行代金:2泊5食 2万7千円~

日程:

1日目―各自チェックイン→夕食(ビュッフェ)

2日目―朝食後 休暇村発(午前9:00)→天空の鳥居「高屋神社」→

 昼食(さぬきうどん)→銭型砂絵「寛永通宝」→紫雲出山→

 天空の鏡「父母ヶ浜」→休暇村帰着→夕食(和会席)

3日目―朝食後 各自チェックアウト

【貸切バスツアー「旅Q」デジタルパンフレット】

※予約は各休暇村で電話から受け付けている

※上記料金はすべて消費税・入湯税(温泉がある休暇村のみ)を含む1室2人利用時の1人当たりの金額

キャッチコピーは「世界が恋するOKINAWA」 JTBグループ国内旅行CP「日本の旬 沖縄」10月1日(火)開始

2019年9月20日(金) 配信

ナガンヌ島(イメージ)

 JTB(髙橋広行社長)は2019年10月1日(火)~20年3月31日(火)まで、国内旅行活性化キャンペーン「日本の旬 沖縄」を展開する。キャッチコピーを「世界が恋するOKINAWA」とし、国内外の顧客に自然や文化、食など、多岐にわたる魅力を盛り込んだ旅を提案する。

 旅行商品は、個人旅行と団体旅行、訪日外国人向けがある。個人旅行商品の一例として、恩納村・名護リゾートエリア発着の「レストランバスOKINAWA」は、2階建てオープントップバスで移りゆく景色を眺めながらの食事と、下車観光がセットになっている。日にちによって、ランチコースとディナー3コースの計4コースを運行する。

 そのほか、やんばるの森をジップラインで駆け抜ける「やんばるアドベンチャーファーム」や、宮古島のさとうきび畑が舞台の「さとうきび畑迷路@宮古」、那覇でのはしご酒クーポンなど、同CPならではの個人旅行プランがある。

 団体・グループ旅行には、首里城公園パーティープランや沖縄美ら海水族館MICEナイトパーティープランなどを用意。貸切プラン以外にもアクティビティからゴルフコースの先行予約まで、さまざまな希望に対応する。

 訪日外国人向けには英語と繁体字のツアーパンフレットを作成し、沖縄を体感できるエンターテイメントショーやグルメなどを紹介している。

 「日本の旬」はJTBが全社を挙げて取り組むCPで、1998年から実施している。半年ごとに対象方面を選定し、各地の「旬」の魅力を顧客に提供することで地域活性化をはかっていく。

個人旅行向け商品

自然:自然の宝庫である沖縄で、「やんばる国立公園」に代表される沖縄の自然にスポットをあて、海だけではない沖縄の魅力を発見してもらえるように過ごし方を提案する。

【やんばるアドベンチャーファーム(ジップライン)】

やんばるジップライン(イメージ)

 やんばるの森を空から疾走する。「日本の旬沖縄」キャンペーンに合わせて2020年1月1日から新登場のプラン。6本のジップラインを使い、専属ガイドと一緒にやんばるの森をまわる。JTBで新規導入し、現地販売を除き旅行商品としてはJTBオンリーで販売する。

【やんばる探検どきどきツアー 】

 実体験×疑似体験。ホスピタリティ満点の専用ガイドとAR(拡張現実)を掛け合わせた今までにない新感覚のJTBオリジナルバスツアー。通常の観光ルートにはないスポットも交え、やんばるの魅力をリアルとデジタルで案内する。

街:沖縄はさまざまな国の特色が融合した“チャンプルー(ごちゃ混ぜ)文化”。日本でありながら、外国の雰囲気漂う街の魅力を発見できる過ごし方を提案する。

【ロケーションCafé&Barクーポン】

 異国情緒あふれる北谷(ちゃたん)の街にあるロケーションが素敵なCafé&Barでの過ごし方を提案。インスタ映えポイントの紹介とともに、沖縄在住のJTBスタッフが厳選した全8施設の中から好きな1施設を選んで1人500円(現地払い)で限定メニューを利用できる。

【プライベートガイド(本島・那覇・中部・北部/宮古島) 】

 その土地ならでは穴場情報やグルメ・歴史など豊富な知識に裏付けされたガイドがお客様専属で案内。地元ガイドとお客のペースに合わせて街歩きや自然散策が楽しめるプランを用意。

食:沖縄には琉球料理を始め、歴史的背景に紐づいた奥深い食文化がある。沖縄の食の魅力を発見できるような過ごし方を提案する。

【レストランバスOKINAWA】

レストランバス(イメージ)

 一年中温暖な沖縄の中でも、2~4月は一雨ごとに暖かさが増し、常緑林に新緑が交る風が心地よい季節。観光に適した時期に、車内で食事が楽しめる2階建てオープントップバスが、恩納村・名護のリゾートエリアから自然豊かな「やんばる」方面へJTBオリジナルプランとして運行する。

 沖縄のリゾートホテル「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」のシェフ自慢の料理と観光を楽しめる「ランチバス」は古宇利大橋からの景色を、夕方に出発する「ディナーバス」は西海岸・名護湾のサンセットとともに、それぞれ車内で食事ができる。南国の風を感じながら、沖縄ならではの「旬のお料理」と絶景を堪能できる。

【那覇 ご当地グルメではしご酒クーポン】

 那覇の街は、「国際通り」以外にも魅力的かつディープな雰囲気の路地裏が存在する。沖縄在住のJTBスタッフが厳選した店で、沖縄ならではの料理と地酒を添えて、全8 施設の中から好きな2施設を各店舗1人500円(現地払い)で利用できるプランを用意した。

文化:沖縄は伝統芸能・工芸の宝庫。独自の発展を遂げた琉球文化の魅力を発見できる過ごし方を提案する。

【RYUKYU AMAZING NIGHT(琉球アメイジングナイト)】

エイサー(イメージ)

 沖縄のクラブミュージックアーティストが織りなす音楽に乗せて、エイサー・獅子舞などの沖縄伝統舞踊からアクロバティックな演武まで、五感で「OKINAWA・Ryukyu」を感じることができる。期間中の毎週月曜・金曜日に開催。

【杜の賑い沖縄】

琉舞(イメージ)

 「地域に埋もれた、あるいは忘れ去られようとしている郷土の祭りや芸能を見つけ出し、掘り起こし、時と場所を選ばず一堂に集めて展開し、旅の中でお楽しみいただく」をコンセプトに、全国各地で開催されているステージイベント「杜の賑い」。沖縄では37年連続開催を迎える。古典舞踊を中心とした沖縄伝統芸能を圧巻の演出で新たなステージを楽しめる。(団体客も観覧が可能) 開催日:2020年1月25日(土)・26日(日)各日 第1回午後12:30~・第2回午後4:00~(合計4回公演)

島:沖縄は数多くの島々からなる島嶼県。島によって文化も言葉も習慣も異なる。それぞれの島の魅力を発見できる過ごし方を提案する。

【ぶらりとう(八重山)】

 八重山の島々の中から、沖縄在住のJTBスタッフがおすすめの3島を厳選。事前予約不要で、出航20分前までに受付を済ませるだけ。その日の気分に合わせて離島の旅に出かけられるプラン。

【さとうきび畑迷路@宮古 】

迷路(イメージ)

 さとうきびの産地として知られ、ハブが生息しない宮古島。20年2月1日(土)〜3月31日(火)限定で、さとうきび畑が迷路になった新スポットが誕生する。どこか懐しい原風景を眺めるだけでなく、畑の中に入り、触れて、楽しめるJTB オリジナルプランを用意。

団体旅行「AユニットJTB」

 沖縄への旅行で思い描く「やりたいこと」「かんじたいこと」「行きたい場所」。団体旅行でも叶えられるよう、JTBオリジナルプランをはじめ多彩な企画を用意した。

【混雑なんて関係ない! ストレスフリー沖縄】

クイックスタートレンタカー・・・専用送迎車・専用受付窓口を設置し、無駄な時間を最小限に抑える。

人気ゴルフコース先行予約・・・通常3カ月前に予約開始の人気ゴルフ場が2020年3月まで先行手配が可能。

沖縄エアポートシャトル・・・那覇空港からホテル・沖縄美ら海水族館までを繋ぐシャトルバスを毎日運行。

【コバルトブルーの海と緑豊かな大自然!自然を楽しむ 】

ジップライン(イメージ)

メガジップ&ビーチサイドアクティビティセットプラン・・・長さ250m、海の上を滑走するスリルと爽快感を併せ持つメガジップとビーチサイドのアクティビティをセットしたお得なプラン。

熱帯ドリームセンター屋外パーティー・・・2千株を超すランや熱帯の花々、トロピカルフルーツなどを楽しめる熱帯ドリームセンターの回廊で非日常や開放感が味わえるパーティーを楽しめる。

【沖縄らしい絶景に感動!リゾートを楽しむ 】

那覇から一番近いケラマ諸島 「ナガンヌ島」団体貸切パーティー・・・「世界が恋するケラマブルー」に浮かぶ無人島でBBQやシュノーケル、ドラゴンボートなど憧れの無人島ツアーを貸切で体験できる。

こんなところで!? 沖縄美ら海水族館MICEナイトパーティープラン・・・水族館内でも人気のスポット「黒潮の海」大水槽前でのパーティープランを用意。

【悠久の歴史に思いを馳せる! 歴史を楽しむ 】

首里城公園パーティープラン・・・沖縄の代表する観光地の1つ、「首里城公園」でのパーティープラン。

「百年古家 大家(うふやー)」 古民家貸切パーティー・・・築100年を超える古民家などに囲まれた広場での立食パーティープラン。

訪日外国人向け「サンライズツアー」

「世界が恋するOKINAWA」の魅力を外国人に伝えるため、英語及び繁体字の専用パンフレットを作成している。

【レストランバスOKINAWA】

 リゾートエリア発着でやんばるエリアを巡る。那覇空港からリゾートエリアまでは「沖縄エアポートシャトル」が運行し、レンタカーの運転が不安な外国人もリゾートホテルに宿泊し、観光が楽しめる。

【RYUKYU AMAZING NIGHT(琉球アメイジングナイト)】

 沖縄を代表する国際都市那覇で、新しいタイプのエンターテイメントショーが登場。ノンバーバル(非言語)ショーで、国籍・年齢を問わずあらゆる人が楽しめる。

【OKINAWAカップグルメ】

 フルーツパフェなどのスイーツから沖縄かまぼこなどの軽食まで、沖縄のソウルフード、ファーストフードが気軽に楽しめる新登場プラン。

問い合わせ先

<一般からの問い合わせ先>
【個人向け商品】JTB 旅の予約センター
北海道発 TEL:0570-066-489
東北・首都圏発 TEL:0570-023-489
中部・北陸発 TEL:0570-040-489
関西発 TEL:0570-050-489
中国・四国発 TEL:0570-052-489
九州発 TEL:0570-096-489
※上記、旅の予約センターのほか、全国の JTB 店舗・エース JTB 取扱店でも取り扱いしている。
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【訪日旅行商品/サンライズツアー】JTB サンライズツアーセンター
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銀座エリア初の大浴場を設置 三井ガーデンホテル銀座五丁目、9月26日開業

2019年9月20日(金) 配信

大浴場の壁面には和傘や松が描かれている

 三井不動産と三井不動産ホテルマネジメントは9月26日(木)、「三井ガーデンホテル銀座五丁目」(東京都中央区)を開業する。三井不動産グループの銀座エリア4番目のホテルで、初めて大浴場を設置した。

 内装のコンセプトは、「伊達を装う街並みに、人が集う『舞台』を」。館内一部のアートでは松竹の監修のもと、日本の伝統芸能である「歌舞伎」をモチーフに、最先端の「粋な空間」を表現した。

 客室は、小上がりスペースがあるデラックスツインや、ベッド3台を配置したトリプルなど6タイプ、338室。テーマカラーの千歳緑と藍、朱、金、銀(いぶし銀)の5色が、それぞれの客室にあしらわれている。また、各客室階の廊下やエレベーターホールのカーペットには、「書」にみられる筆払いの模様、エレベーターホール壁面には和紙職人によって飾られた桜吹雪柄の和紙をそれぞれ施した。

デラックスツイン

 2階にはブロスダイニングが「SHARI(シャリ)」を開業し、「外国人から見たニッポン」をコンセプトに料理を提供する。朝食では、色鮮やかなロール寿司や和洋選べる朝食膳とハーフビュッフェが味わえる。

和食膳

東京湾の夜景をバックにジャズの生演奏 シーライン東京「マンハッタンクルーズ 大人のためのジャズナイト」運航

2019年9月20日(金) 配信

東京湾の夜景をバックにジャズを生演奏

 シンフォニークルーズを運航するシーライン東京(門村輝夫社長)は8月23日(金)と9月13日(金)、「マンハッタンクルーズ 大人のためのジャズナイト」を実施した。「エイミー&ジャズイケメン」が「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」などを東京湾の夜景をバックに演奏し、2時間30分の航海を盛り上げた。

 船内では、「メルティング・ポット(るつぼ)」をテーマに、シーザーサラダやアイダホフィンガーステーキなどさまざまな料理を提供した。また、ウェルカムドリンクとしてカクテル「マンハッタン」をイメージした「ウィスキージンジャー」を用意した。

 同社は2回のクルーズが好評だったことを受け、11月4日に「「マンハッタンクルーズ 大人のためのジャズナイト」を実施することを決定した。