〈観光最前線〉明智光秀にもコロナの影響
2020年5月1日(金) 配信
政府は4月7日、緊急事態宣言を発令した。これに伴い国内では、さまざまな企業や施設などで休業が相次いでいる。旅行業界においてはこれからゴールデンウイークを迎え、多くの客入りを見込んでいただけに痛手となる。
今年1月から放送中の明智光秀を主人公とした大河ドラマ「麒麟がくる」を題材に、岐阜県内3カ所で営業していた大河ドラマ館も5月6日までの休館を発表した。併せてドラマの収録も4月1日から見合わせている。放送の休止はまだ発表されていないが先行きは不透明だ。
ゆかりのある地域に大きな経済効果をもたらすことが多い大河ドラマには、多くの期待がかかっていただろう。一刻も早く事態が収束し、大河ドラマ館をはじめ、観光施設がにぎわいを取り戻すのを願うばかりだ。
【野田 雄】