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60周年記念事業を実施、旅の構造「滞在型」へ(国際観光施設協会)

2014年1月21日
編集部
中山庚一郎会長
中山庚一郎会長

 国際観光施設協会(中山庚一郎会長)は1月14日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモンドで2014年賀詞交歓会を開いた。中山会長は「公益社団法人になって3年目、さらに我われの協会は今年60周年を迎える」とし、「2月18―21日まで東京ビッグサイトで開かれる国際ホテル・レストラン・ショーのなかで、60周年記念事業として国際観光施設協会の活動を広く社会に知ってもらうことを目的に『美しい日本文化とエコ技術』という事業を行い、5千人の来場を目指す」と述べた。「公益法人というのは社会と結びつかなければ意味がない。我われの取り組みや事業が社会を巻き込んでいくには、まずは我われの活動を知ってもらうこと」と説明した。

 さらに、「我われは1泊型が主流の旅の構造を、滞在型へと変えていく活動も行っている。世界を見ても日本の1泊型の旅行スタイルは特殊。外国人旅行者も(食事など滞在型に対応していない宿泊施設に)困惑してしまう」との考えを示し、宿や温泉地、観光地など全体的に滞在型への旅の構造に変えていく必要性を訴えた。最後に中山会長は「観光産業は大地に根差した産業。大地の力を活かしていくことが我われの活動のテーマだと思っている。力を合わせて前進していこう」と呼び掛けた。

 来賓の観光庁の石原大観光産業課長は「昨年は訪日外国人1千万人を達成した。これからは質をどう高めていくかが大事」とし、「外国人観光客と合わせて、日本人も国内旅行で2泊、3泊と滞在したくなるような地域づくりにも取り組んでいきたい」と語った。

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