大船渡市観光PR隊、山林火災から観光復興へ 「大船渡で海の幸を味わって」
2025年4月18日(金) 配信
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岩手県大船渡市(渕上清市長)の観光PR隊は4月18日(金)、旅行新聞東京本社を訪れ、山林火災からの復興へ、観光促進に向けた取り組みをアピールした。
訪れたのは、大船渡市観光物産協会の中野貴之主事と、同市観光交流推進室の多田宗係長に加え、岩手県の観光担当者4人の計6人。
今年2~3月にかけて山林火災が発生した大船渡市は、4月7日に鎮火を宣言した。火災があった地域は山側で、碁石海岸など人気観光地や、宿泊施設のある市街地は影響を受けていないものの、「観光控えにより宿泊予約などはかなり少ない状況」という。
5月3~4日には毎年恒例の「大船渡碁石海岸観光まつり」が開催される。周辺地域のグルメ販売コーナーやお祝い餅まき、商品付きスタンプラリーなどが人気で毎年遠方からも多くの観光客が訪れる。
また、5月からはホヤやウニも最盛期を迎え、港はさらに活気づく。中野主事は「市内には三陸大船渡の海の幸を満喫できるさまざまな宿もあるので、自慢のグルメを堪能してほしい」と語る。
多田係長は「大船渡の『さんまラーメン』はおすすめ。行列のできる人気店も多く、ぜひ味わってほしい」と話す。