JTB、カスハラ方針を策定 安心な職場環境に向けて
2025年3月7日(金) 配信

JTBは3月6日(木)、顧客からの迷惑行為であるカスタマーハラスメント(カスハラ)に対応する基本方針を定めたと発表した。従業員への不当な要求や悪質な言動などのカスハラに当たる行為が認められた場合、今後はサービスの提供を断る場合もある。とくに悪質な行為に対しては、警察や弁護士などの機関に相談のうえ厳正に対処する。
同社は、従業員が安心して働ける職場環境を構築することが顧客の実感価値の向上につながるという考えのもと、今回の基本方針を策定した。
今後は従業員に向けたカスハラに関する対応マニュアルの策定を進め、教育や研修を実施するほか、社内の相談窓口でメンタルケアを行う。また、日本旅行業協会(JATA)とも連携する。