鈴木おさむ氏が観光活性化にアドバイス 観光活性化フォーラムTOKYO2025を開催
2025年2月17日(月) 配信

東京都と東京観光財団(TCVB)は2月12日(水)、東京都内で「観光活性化のヒント~観光地の課題解消と持続可能なまちづくり~」をテーマに、「観光活性化フォーラムTOKYO2025」を開いた。元放送作家でスタートアップファクトリー代表の鈴木おさむ氏が基調講演「ヒットメーカーと考える観光活性のヒント」を実施。鈴木氏は自身の経験から、目線を変えることの大切さなどをアドバイスした。

冒頭、TCVBの鈴木勝専務理事は拡大する訪日観光客への施策として、今年度はナイトタイムに注力していることや、次年度は江戸の伝統文化を活用した観光振興に取り組むことなどを紹介した。
一方、「観光需要が増えるとき、環境や経済、文化に配慮した持続可能な観光が重要になってくる」と言及。「将来に向かって持続可能な観光を皆さんと共に創り上げていきたい」と語った。
講演では、鈴木氏が「マグロの刺身からカルパッチョになるように、同じ素材でも別のメニューになるのではないか」と既存のものの見方を変えることを提案した。
見せ方としては、「綺麗な景色は見飽きている。例えば“365日のうち1時間しか見られない景色を見にきませんか”などの一言を添えて希少性を持たせることが大切」とした。
また、届けている情報が古くなっていないか、ワクワクするかなどを確認したうえで、そこでしかない体験をもう一度掘り起こすべきだと助言。「企業や地域がPRしたいものと、視聴者の『見たい』やメディアの『おもしろい』が異なることが多い。客観視することが観光では非常に重要ではないか」と強調した。
フォーラムはこのほか、地域の取り組み事例紹介や観光情報交換会を実施した。