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平日に保護者と体験や学びを 日光市が市内の小中学生対象に「スタバケ」開始

2024年4月3日
営業部:古沢 克昌

2024年4月3日(水) 配信

 栃木県日光市(粉川昭一市長)は4月1日(月)から、家族での学びや触れ合いの機会を増やす目的で、市内の小中学校に通う児童・生徒を対象に「ちょこっとスタバケ日光」制度を開始した。

 スタバケとは「スタディ(学習)とバケーション(休暇)」を組み合わせた日光市オリジナルの言葉で、平日に保護者と子供が一緒に学び・活動できる制度。保護者のワークライフバランスの充実が目的の1つ。

 制度のポイントは、保護者などと一緒に「体験や学びの活動」を行う場合に、年度内に3日間(連続も可)活動休暇を取得することができ、その日は登校しなくても「欠席」扱いにはならず、取得した日は「出席停止・忌引等」と同じ扱いになるという。取得する際は、事前に届出シートを学校に提出する必要があり、学校行事などで取得することが望ましくない日(例=入学式・卒業式・運動会・修学旅行などの行事がある日、定期テストの日、スポーツ少年団や部活動の大会の日など)がある。

 取得したことで受けられなかった授業内容については、家庭での自習で補ってもらうのが望ましいとする。スタバケ取得は任意のため、各家庭で話し合って利用してもらう。

 日光市観光経済部観光課の福田初枝課長は「保護者と一緒に過ごす時間が大切です。遠くへ行かなくても、身近な場所での学びや経験、出会いが新たな発想につながります。何について学ぶかは事前に家庭で話し合ってください」と説明する。

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