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鎌倉を効率よく周遊 日観振と日本遺産いざ鎌倉協議会がモデルルート策定

2024年3月1日
編集部:飯塚 小牧

2024年3月1日(金) 配信

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 日本観光振興協会(山西健一郎会長、東京都港区)はこのほど、日本遺産いざ鎌倉協議会(千田勝一郎会長)と協力し、公共交通機関を使って鎌倉を効率よく周遊できる4つのモデルルートを策定した。同ルートは日本遺産の魅力がストーリーとして体感できるのがポイント。鎌倉市観光ポータルサイト「鎌倉観光公式ガイド」内に日本遺産の構成文化財の情報やルートを掲載している。

 同市は2016年に「いざ、鎌倉~歴史と文化が描くモザイク画のまちへ~」が日本遺産に認定された。市は鎌倉市観光協会などを構成団体に協議会を立ち上げ、日本遺産事業を推進してきたが、ストーリーをより細分化し、具体的な体験として分かりやすく伝えることが課題だった。

 一方、日本観光振興協会は22年12月に有識者検討会議を立ち上げ、「公共交通機関を活用した日本遺産体験周遊ツーリズム事業」に取り組んでいる。日観振は鎌倉の新たな魅力発信や分散型観光を目指して、協議会や地域の交通事業者と2年にわたる協議を実施し、今回の始動となった。同事業では周遊パス「京浜急行バス鎌倉フリーきっぷ」を新たに作成し、江ノ電のフリーきっぷなど既存の3つの周遊パスと併せて効率よくルートを巡ることができる。

 ルートは①鎌倉「参詣」ルート~江戸時代から鎌倉の観光は始まっていた?!江戸時代における鎌倉の定番「参詣」を辿る~②鎌倉文化人ルート~時代の文士・文豪に思いを馳せる鎌倉文学を体験する~③鎌倉“武士道”仏教ルート~鎌倉武家政権に大きな影響を与えた、鎌倉仏教に触れる~④女性の思いを馳せるルート~鎌倉時代から近現代にかけて、それぞれの時代における女性の生活や想いを辿る~――の4つ。

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「鎌倉を効率よく周遊 日観振と日本遺産いざ鎌倉協議会がモデルルート策定」への1件のフィードバック

  1. 鎌倉は何度訪れても常に新しい発見があるのが魅力です!新たな企画の提案にも興味が湧き、隠れた魅力を探す旅に期待したい。ゾクゾクしますね!

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